大江支所で浸水被害に備えた「資産退避(トリアージ)訓練」を実施 ―地域防災研究センター・水口センター長が計画を監修―

2026.05.28

2026年5月25日(月)、福知山市大江支所において、豪雨等による浸水被害を想定した「大江支所浸水想定資産退避(トリアージ)訓練」が実施されました。
本訓練は、福知山公立大学地域防災研究センターの水口学センター長が監修した「大江支所浸水想定資産退避(トリアージ)計画」に基づき、浸水時にも支所機能を維持し、住民対応や災害対応を継続できる体制づくりを目的として行われたものです。

福知山市大江支所は過去に複数回の浸水被害を経験しており、災害時においても行政機能を維持するため、車両や重要物品の保全・退避手順を整理した計画を2026年5月に策定しました。

訓練開始にあたり、岸本支所長は、「役所も防災の準備に取り組んでいる。地域の皆さんにも備えを進めてもらいたいというメッセージを込めている」と挨拶しました。さらに、大江支所では災害発生時に対策室を運営するため、本庁や他支所とは異なる事前準備が必要であり、今回の訓練はその備えを確認する重要な機会であると述べました。

本計画では、大江支所と併設する大江町総合会館、北部保健福祉センターを対象に、浸水時に必要となる車両や重要物品を優先順位に応じて退避させる手順が整理されています。
訓練当日は、大江支所職員や関係施設職員らが参加し、公用車の高台への退避や重要物品の2階への搬送などを実施しました。参加職員は実際の浸水被害を想定しながら、役割分担や退避動線などを確認し、計画の実効性を検証しました。

訓練後の講評で水口センター長は、「このような訓練を実際に行うことが大切。日々の忙しい業務の中でも取り組むことで、いざという時に必ず役に立つ」と述べました。また、初めての訓練とは思えないほど職員が声を掛け合いながら迅速に行動していたことを高く評価し、継続的な訓練の重要性を呼びかけました。

掲載紙

両丹日日新聞 2026年5月26日(火)「浸水被害時の円滑搬出へ“物品トリアージ”訓練 市役所大江支所重要度別に優先順位決め」1面

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