目的と三つのポリシー

情報学部の目的

情報学の体系・知識・知見・技術を学び、それらを用いて地域の価値向上や持続可能な社会の形成に寄与できる人材を育成する。

ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)

情報学部は、本学全体のディプロマ・ポリシーを踏まえつつ、地域の人々との協働を通じて地域社会の課題や価値について学ぶとともに、情報学分野の専門知識および技術を学び、情報学の実践の基盤となる基礎学力および基礎技術力を身につけ、情報学分野の研究開発または地域の諸課題の解決に向けた実践的活動を行い、地域社会の課題解決や価値の向上に向けて自らの知識と技術を応用する力を身につけた者に学士(情報学)の学位を授与する。

学位の取得に向けて身につけるべき能力を以下の通りとする。

  1. 1.社会の課題等を抽象化し把握することや適切なデータに基づいて分析すること、社会を支える情報通信技術の応用を構想しシステムを開発すること、あるいは地域の価値向上につながる情報学の実践ができること。さらに、自らの情報学の知識や技術を深化させるとともに、情報学の実践を俯瞰的に捉えることができること。
  2. 2.地域社会の諸相や多様な課題に科学的に向き合い、論理的に考え、表現することができる。
  3. 3.地域社会のさまざまなアクターと協働しながら、知識と技術を地域課題の解決に向けて応用する実践力を身につけている。

カリキュラム・ポリシー(教育課程編成方針)

情報学部では、すべての学生が共に学ぶ基盤教育と情報学の専門教育を通して、個別的・具体的な課題についての実践的学修から段階的に専門的な一般的原理に近づいていく帰納的な教育を行うとともに、情報学の体系・知識・知見・技術を現場の課題に応用・活用する「知」の総合化を図ることのできるカリキュラムを編成する。

カリキュラム編成の方針は、以下の通りとする。

  1. 1.帰納的な教育と実践的な学修を中心としたカリキュラムを編成する。本学の「地域協働型教育研究」を具体化した地域社会のさまざまな課題を学ぶ演習科目および情報学を専門的に学ぶための基盤となる演習科目等を配置し、実践的に専門的な知識と技能が修得できる教育を展開する。
  2. 2.情報学の体系・知識・知見・技術を学びつつ、現場に応用・活用する「知」の総合化を図ることのできるカリキュラムを編成する。地域社会のさまざまな様相を理解し、社会に貢献できる人材を育成するために、北近畿地域の地理、歴史、文化を学ぶ科目を配置する。
  3. 3.段階的に専門的な原理に近づいていくカリキュラムを編成する。専門科目を実践的に学ぶ科目、理論を主として学ぶ科目、それぞれの位置付けを設けるとともに実践から理論へと進む流れを基本とする。個々の概念間の関係や当該事例の中での位置づけを強く意識させることにより、堅固な基礎学力の獲得を図る。さらに、実習科目を配置し、基本技術の獲得を図る。
  4. 4.専門領域の知識習得、学修成果の向上を図るカリキュラムを編成する。数理・データサイエンス(データ解析やその活用について専門的に学習するトラック)、ICT(情報システムの構築について専門的に学習するトラック)、人間・社会情報学(人間・社会が関わる様々な領域における情報技術について専門的に学習するトラック)を設ける。トラック別に高度な知識や知見を修得し、現場対応力の高い人材を育てる科目を配置する。

学年ごとの到達目標

1年次:
基本的素養としてのプログラミングができる。
2年次:
基本技術を修得し、知識と技能を現場に活かせる方法を考察できる。
3年次:
修得した概念や専門における理論的背景を理解し、プロジェクトのなかに位置づけ、いくつかのモデルを検証できる。
4年次:
修得した概念を使って、問題解決に取り組むことで情報学の深化や地域社会に貢献するプロジェクトを実施できる。

各科目において授業の到達目標、成績評価の方法、成績評価の基準をシラバスに明記し、1年次から4年次を通じて学修成果の到達度を厳格に評価する。

アドミッション・ポリシー(入学者受入方針)

情報学部情報学科は、地域社会に貢献する意思をもつ多様な入学者を受け入れるため、「学力の3要素」に基づいて、数学や情報学の基礎的・基本的な知識・技能(以下「知識・技能」と表記する)、幅広い知識・技能を活用できる思考力・判断力(以下「思考力・判断力」と表記する)ならびに自らの思考や判断を他者に伝える表現力(以下「表現力」と表記する)とともに地域社会の多様なアクターと主体性を持ち協働しつつ学習する態度(以下「協働する態度」と表記する)を適切に評価することで、入学者の選抜を行う。

このため、大学入学までに、数学を中心にしつつ、各教科においてもしっかりした基礎的な学力を身につけることを望む。また、社会に貢献する情報技術のあり方について、自ら思考できる力と、その内容を表現し他者と共有できる力を身につけるための経験を積むことを望む。

すべての選抜において「知識・技能」「思考力・判断力」「表現力」「協働する態度」を多面的・総合的に評価する。評価においては、大学入学共通テスト、個別学力検査、志願者本人が提出する資料、調査書、面接、小論文等を各々の選抜が重視する要素に従い、適切に組み合わせて利用する。一般選抜、学校推薦型選抜、総合型選抜のそれぞれにおいて重視する学力の要素は、下記の表に示す通りである。

学力の3要素 知識・技能 思考力・判断力 表現力 協働する態度
一般選抜前期 大学入学共通テスト
個別学力検査
調査書
一般選抜後期 大学入学共通テスト
個別学力検査
調査書
学校推薦型選抜 出願書類(調査書・推薦書・自己アピール書)
面接
小論文
総合型選抜Ⅰ 出願書類(調査書・自己推薦書)
面接
小論文
総合型選抜Ⅱ 出願書類(調査書・自己推薦書)
面接
大学入学共通テスト

他の入学者選抜については、別途定める。

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