本学では、教学マネジメントをより一層推進するため、2026年4月に「全学教育企画室」を設置し、教育活動を横断的かつ俯瞰的な視点で一元的にモニタリングし、不断の改善・充実を図る体制を整えたところです。
こうした取組の一環として、2026年8月6日(木)、教学マネジメントの実質化を進めていくに当たり、教職員が「教学マネジメント」への理解を一層深めることを目的としたFD・SD研修「教学マネジメント研修」を開催しました。講師には、文部科学省高等教育局大学振興課の松井佳奈江課長補佐をお招きしました。研修の第1部には本学の教職員に加え、近隣大学の関係者にもご参加いただきました。
第1部の全体研修では、「学修者本位を実装する教学マネジメント~新たな評価への対応を見据えて~」と題して、「教学マネジメント指針(令和2年1月22日中央教育審議会大学分科会)」についての解説や、他大学の先進事例の紹介をいただきました。加えて、現在検討が進められている「新たな評価制度(2030年度頃導入予定)」についても説明がありました。
特に、学生が卒業する時に身につけておくべき知識や能力の目標を示す「ディプロマ・ポリシー」については、抽象的な理念から測定可能な「行動目標」へどう変換するのか、本学のディプロマ・ポリシーを例に解説いただき、その重要性を改めて認識する機会となりました。
第2部では、引き続き、松井課長補佐と学長、全学教育企画室の室員、部局長及び事務局による意見交換会を実施しました。本学の教学マネジメントの取組状況や課題を共有した上で、今後の取組について意見を交わしました。意見交換では、「ディプロマ・ポリシーの達成度をどのような指標で評価すべきか」との問いに対し、「本学のディプロマ・ポリシーを分解した上で、何を目指し、何を達成すべきか考える必要がある」との見解が示されました。このほか、新たな評価制度に向けて大学としてどのような準備を進めるべきか、また、教学マネジメントを支える職員の人材育成についても意見が交わされました。
今回の研修は、参加者が教学マネジメントについて理解を深めるとともに、今後の教育改善に向けた多くの気づきを得る貴重な機会となりました。本学では、学修者本位の教育の実現を目指し、教学マネジメントの推進に継続して取り組んでまいります。