かやのそと、かやのおと/アート
本学では、開学10周年記念事業「いこてん」の一環として、本学5号館1階入り口付近にて参加型アート企画「かやのそと、かやのおと」を開催しています。
今回は、企画・担当者である本学情報学部の橋田光代教授に、企画の魅力や開催にかける思いを伺いました。
Q.「かやのそと、かやのおと」とは、どのような企画ですか?
この企画は、「この場所に来た」という記録を残してもらうためのプロジェクションマッピングです。来場者がスマートフォンから文字を入力して送信すると、スクリーンとして使用している蚊帳に言葉が次々と積み重なるように表示されます。投影されたデータは継続的に保存される予定で、時間が経ってから見返した際に、「以前ここを訪れたときにこんなことを書いたんだ」と、当時の自分の書き込みを振り返ることができます。
また、「かや」には二つの意味があります。一つ目は、展示会場である5号館が1号館や4号館から離れた場所にあり、大学の中で少し独立した存在のように感じられることです。二つ目は、文字どおり虫よけとしての「蚊帳」です。会場周辺に多くいる虫をよける意味も込められています。
Q.企画のきっかけや、そこに込めた思いについて教えてください
一番のきっかけは、「5号館をもっと見に来てほしい」という強い思いでした。5号館ができた当初から何もなく真っ白だったこの場所を、何かを見せたり、くつろいだりできる空間にできるはずだと考えていたので、この企画を立ち上げました。
蚊帳の中はゆったりとした空間になっています。スクリーンに映る景色もとてもきれいなので、のんびりと座りながら、さまざまなことに思いを巡らせて過ごしてもらえたらうれしいです。
Q.学生や地域の方々に、特に注目してほしいポイントはありますか?
蚊帳の仕組みによる「見え方の変化」に注目していただきたいです。昼間は外から蚊帳の中の様子が見えますが、夜になると逆に外から中が見えにくくなります。
昼と夜では見え方や映り方が大きく異なるため、ぜひさまざまな時間帯にお越しいただき、その違いを楽しんでいただければと思います。
開催概要
地域の皆さまのお越しもお待ちしております。ぜひ、お気軽にお立ち寄りください。
・期間 ~2026年12月
・場所 本学5号館1階入り口付近
・日時 不定期

