令和8年度NEXT産業創造塾(6月13日)が開催されました

2026.06.19

本学が福知山市より委託されている「NEXT産業創造プログラム」の導入的な位置づけとなる「NEXT産業創造塾」が2026年6月13日(土)、福知山市主催で福知山公立大学えきなかキャンパスおよびオンライン(Zoom)にて開催されました。

「選ばれるふるさと納税」をテーマに参加者が集結
「選ばれるふるさと納税」をテーマに、企業関係者や自治体職員、本学関係者など多数が参加しました。ふるさと納税市場の動向と、地域事業者が返礼品で選ばれるための戦略について学ぶ機会となりました。

末永氏による講演でふるさと納税の戦略を提示
講演では、LR株式会社代表取締役の末永祐馬氏より、ふるさと納税市場の現状と事業者が「選ばれる」ための具体的な戦略が紹介されました。楽天ふるさと納税では約60万件以上の返礼品が登録される中、競合が少ないニッチな切り口で「柱返礼品」を構築することの重要性が語られました。常温炭火焼や訳ありフロランタンなど、年間500万〜1,000万円規模の売上を実現した具体的な事例も紹介され、地域産品の価値の再設計と差別化戦略のヒントが示されました。
福知山市のふるさと納税の取組紹介
続いて、福知山市ふるさと応援課企画推進係の吉良係長より、福知山市のふるさと納税の現状と取組が紹介されました。2025年度は寄附件数34,457件・寄附金総額8億4,178万円と過去最高を更新したことが報告されるとともに、「いがいと!福知山」のコンセプトのもと、130事業者・約1,110品目の返礼品を通じて「福知山ファン」を全国に広げる取組が紹介されました。また、クラウドファンディングを活用した返礼品開発支援補助金「福知山の変ブランド創出支援補助金」についても説明がありました。

パネルディスカッションは参加型に
講演後に実施されたパネルディスカッションは、吉良係長がコーディネーターを務め、LR株式会社・末永氏に加え、実際にふるさと納税の返礼品事業者として活動する株式会社おなかヨロコブFoooD(ニコリナ)の今川尚子氏、M.vegeの衣川聖規氏が登壇しました。事業者目線での実体験や課題、ふるさと納税を起点とした新たな販路の可能性について活発な議論が交わされ、参加者からも多くの質問が寄せられました。

地域における新産業創出への期待
最後に、令和8年度NEXT産業創造プログラムの告知が行われ、起業や新事業展開を志す方々に向けて参加を呼びかけました。ふるさと納税という身近な制度を切り口に、地域産品の価値創出と域内経済の活性化を目指す取組への関心が高まる機会となりました。

本学では、起業を志す方を対象に、必要な知識と実践的なスキルを短期間で集中的に学んでいただける「NEXT産業創造プログラム」の受講生を募集予定です。

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