𠮷川稜さんが国際学会「EASIAM 2026」でBest Poster Awardを受賞しました

2026.09.03

2026年8月23日(日)から27日(木)まで、韓国・済州島のOriental Hotelで開催された国際学会「The 19th East Asia Section of SIAM Annual Meeting(EASIAM 2026)」で、地域情報学研究科2年生の𠮷川稜さんが「Best Poster Award」を受賞しました。

EASIAM2026は、応用数学・計算科学分野の国際的な学術団体であるSIAM(Society for Industrial and Applied Mathematics)のEast Asia Sectionが開催する国際会議です。東アジア・東南アジアを中心に、産業・応用数学分野の大学教員や研究者、学生らが集まり、研究成果の発表や意見交換を行います。
𠮷川さんは、渡邉扇之介准教授(情報学部)とともに、「Infection model using 2D vector fuzzy CA: the effect of population distribution on infection spread(2次元ベクトルファジーセルオートマトンを用いた感染症モデル:人口分布が感染拡大に及ぼす影響)」と題した研究成果を発表しました。

この研究では、セルオートマトンと呼ばれる数理モデルを用いて、感染症の広がり方をシミュレーションしています。感染者数などの時間的な変化を捉えるSIRモデルなどに対し、𠮷川さんらが構築したモデルでは、感染が「どこで、どのように広がるか」という空間的な変化を捉えられる点が特徴です。
特に着目したのは、人が集まる、いわゆる「密」の状態です。人口の分布によって感染が広がる速度がどのように変化するのかをシミュレーションし、人の分布と感染拡大との関係を空間的に捉えました。

ポスターセッションでは、45件の研究成果が発表されました。𠮷川さんは研究内容の説明から審査員の質問への応答まで、すべて英語で対応しました。
受賞について𠮷川さんは、「まったく予想していなかったので驚きました。発表については改善点も指摘していただいたので、受賞を知ったときは、研究内容そのものを評価していただけたのだと感じました」と振り返りました。

今後は、既存の感染症モデルとの比較を通して、それぞれの特徴や違いを明らかにし、今回構築したモデルの有効性や課題についてさらに研究を深めていく予定です。𠮷川さんの今後ますますの活躍が期待されます。

 

受賞概要

学会名
The 19th East Asia Section of SIAM Annual Meeting(EASIAM 2026)

受賞名
Best Poster Award

講演タイトル
Infection model using 2D vector fuzzy CA: the effect of population distribution on infection spread
(2次元ベクトルファジーセルオートマトンを用いた感染症モデル:人口分布が感染拡大に及ぼす影響)

講演者
𠮷川 稜(福知山公立大学)
渡邉 扇之介准教授(福知山公立大学)

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