開学10周年記念事業 地域資料特別展示「丹波漆の世界」展を開催しています

2026.06.03

本学では、2026年6月2日(火)から6月30日(火)まで、「丹波漆の世界」をテーマとした展示を開催しています。

漆の深く落ち着きのある優美な肌合いは、日本を代表する美のひとつとして、国内外で高く評価されています。福知山の西北部に位置する夜久野地域は、かつて良質な丹波漆の産地として知られていました。しかし、海外からの輸入漆が普及するにつれて、国産漆の生産は一時期衰退しました。

そのような中でも、丹波漆生産組合の活動により、良質な国産漆の生産技術である「漆掻き」は受け継がれてきました。さらに現在では、NPO法人丹波漆を中心に、漆の栽培や漆掻きの技術継承に向けた取り組みが着実に進められています。

本展示では、地域に受け継がれてきた伝統産業である漆掻きや漆栽培について理解を深めるとともに、漆塗り製品が持つ独特の美しさに触れていただくことを目的としています。

展示では、やくの木と漆の館が所蔵する丹波漆を使った製品を紹介しています。お椀やアクセサリー、漆染製品など、丹波漆ならではの質感や色合いを感じられる品々に加え、実際に漆を採取する際に使われる漆掻き道具も展示しています。また、丹波漆の歴史や生産技術、継承活動について解説するパネルも設置しています。

今回の展示は、NPO法人丹波漆の協力により実現しました。代表の高橋治子氏をはじめ、丹波漆の保存・継承に取り組む関係者の皆さまの活動は、地域の伝統産業を未来へつなぐ重要な取り組みです。

地域に根ざした貴重な文化資源である丹波漆について知り、その魅力を身近に感じることのできる機会です。
ぜひ会場にお立ち寄りください。

展示概要

展示テーマ
丹波漆の世界

展示場所
福知山公立大学1号館3階ホール

展示期間
2026年6月2日(火)~6月30日(火)

展示内容
丹波漆を使った製品、お椀、アクセサリー、漆染製品、漆掻き道具、説明パネル等

展示提案者
NPO法人丹波漆
代表:高橋治子氏

本学責任者
池野英利

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