井口和起学長による最終講義が行われました

2022.01.26

本年3月末をもってご退職される井口和起学長の最終講義が2022年1月26日(水)にオンラインで配信されました。

テーマは「軍都福知山の形成~日露戦争と福知山町~」。

井口学長はこれまでに歴史学の授業や市民向け講座の「井口学長塾」、高校での「歴史を学ぶ意味」をテーマとする出張講義など、様々な場面で地域の方々とともに福知山市の歴史について学びを深めてこられました。
本テーマには「平和で持続可能なまちとして、世界とともに生きていくためにはどのようなまちになればいいのかを考えるために、日露戦争の様々な資料から読み解こう」との思いが込められています。

講義では、福知山市が明治時代に歩兵第二十連隊の駐屯地になったことにより、軍の街がどのように形成され、民衆がどのような体験したのかを、実体験も踏まえ様々な視点から紹介されました。授業の最後には、「今に生き、どんな未来を築こうとしているのか。それが歴史を学ぶことに意味を与えてくれる」とのメッセージがありました。

講義終了後、学生・教職員一同の感謝の気持ちを込め、代表して野田恵里花さん(学友会会長・地域経営学部1年生)から井口学長に花束が贈られました。

両丹日日新聞(2022年1月29日付け)に井口和起学長による最終講義についての記事が掲載されました。

(両丹日日新聞社提供)

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