高校時代の仲間と“弁当予約アプリ”を開発 本学情報学部生が地域への恩返しに挑戦

2026.05.15

情報学部2年生の村田然さんが、高校時代の同級生2人とともに開発した「弁当予約アプリ」が、出身校である三重県立松阪商業高等学校に導入されました。この活動は実践的な取り組みとして注目を集め、2026年4月29日の中日新聞でも紹介されました。

村田さんら3人は、「地域に恩返しがしたい」という思いを持ってさまざまな活動を続けています。3人で団体を立ち上げたのは2025年9月。同時期から今回のアプリ開発にも着手しました。

開発のきっかけとなったのは、高校時代に感じていた不便さでした。昼休み前の短い休憩時間に購買で弁当を予約しなければならず、さらに移動教室も多かったこともあり、購入手続きに苦労していたといいます。
そこで、スマートフォンから弁当を予約できるシステムを開発。現在、松阪商業高校で導入されており、導入から約1か月ながら、購買利用者のおよそ3割が活用するなど、購買担当者からも好評を得ているとのことです。

村田さんは主にシステム開発を担当。AIも活用しながら開発を進めましたが、「AIに指示しても思い通りに動かないことがあり、調整に苦労した」と振り返ります。
今回の中日新聞の取材にあわせて、3人は外部講師として母校の教壇にも立ち、高校生たちに活動内容や開発経験について紹介しました。現在は、このシステムを他の高校にも展開できないか検討しているほか、学童保育や高齢者施設などでの活用可能性についても模索しています。

村田さんは「今は、思いついたら何でもやってみようというスタンスで活動しています」と話します。将来については「公務員として地域に関わる仕事ができれば」と考えているそうです。
本学では情報学を学ぶ一方で、マーケティングやビジネスについても積極的に学びたいと語る村田さん。遠方から下宿しているため、活動時の移動の負担もあるそうですが、「地域への恩返し」という思いを原動力に挑戦を続けています。

掲載誌

2026年4月29日 中日新聞14頁 「卒業生の恩返し 弁当予約アプリ」

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