近隣地域について知ることは、地域経営学部の学生が今後さまざまな講義を学ぶうえでも、また自らが主体となって研究を行ううえでも基礎となります。そのため、大谷 杏准教授のゼミでは毎年、福知山周辺の自治体を訪問しています。今回は、訪問に先立ち伊根町と宮津市の地域特性を理解するため、ゼミ生たちは講義や自宅学習を通じて文献調査を行い、その結果をゼミ内で発表しました。
4月25日(土)には実際に現地を訪れ、文献調査で疑問に感じた点や、現地に足を運ばなければ把握が難しい部分を確認しました。当日の訪問先は次のとおりです。
《伊根町》 伊根町観光協会「舟屋ガイドとめぐる、まるごと伊根体験」ツアー
このツアーへの参加は毎年恒例となっており、今年で7年目を迎えます。
伊根町内の街歩きでは、地元のガイドさんから舟屋をはじめ、地域の歴史や文化、暮らし、家屋の作り、産業などについてお話を伺い、地域全体を総合的に学びました。また、「もんどりを引き上げる体験(餌を入れたカゴを海に沈めて魚を捕る伝統的な漁法)」をさせていただくなどして、海と共にある地域の人々の生活を知り、オーバーツーリズムの状況についても理解を深めることができました。
《宮津市》 元伊勢籠神社、傘松公園、天橋立観光船、智恩寺、天橋立駅・宮津駅周辺
それぞれのスポットの歴史・文化的価値を知るだけでなく、地域の課題についても考えてほしいとの思いから、これらの地を訪問しています。そのため、バスだけでなく船も交通手段として利用し、現地の状況を多角的な視点から検討できるようにしました。
当日、宮津市街を見てみたいという要望が出たため、天橋立駅から電車で帰るという当初の予定を変更し、観光船で天橋立港からさらに宮津港へ向かい、宮津の街なかを通って宮津駅まで向かうことにしました。道中、道の駅「海の京都 宮津」や宮津市役所、細川ガラシャ像、宮津カトリック教会、城跡近くに残る石垣などを見学し、宮津の歴史に触れることができました。

