「NEXT産業創造プログラム/AI×地方創生:地域と都市の共創ワークショップ」をSHIBUYA QWSで開催しました

2024.09.18

2024年9月13日(金)、福知山市からの受託事業であるNEXT産業創造プログラムの一環で、「AI×地方創生:地域と都市の共創ワークショップ」がSHIBUYA QWS(東京都渋谷区)にて開催されました。イベントには、企業、自治体、本プログラム受講生など40名強の参加がありました。

本プログラムでは受講生23名(学生、社会人含む)に向けて、8月から講義演習型の基礎4科目を開講してきました。ワークショップでは、基礎科目必修の「起業>コモングラウンド>AI」(講師:本学西田豊明副学長・本学地域経営学部 加藤好雄准教授)の演習成果として、受講生より各プロジェクトの生成AI検証結果がピッチされた後、SHIBUYA QWS会員企業らとのプラッシュアップが実施されました。なお、本プロジェクトの一部は、秋開講のPBLにてクラウドファンディング実証への移行が予定されています。

AI×地方創生:地域と都市の共創ワークショップ概要

  • 日時:2024年9月13日(金)14:30~17:00
  • 場所:東京都渋谷区渋谷スクランブルスクエア15階 SHIBUYA QWS
  • タイムライン
    • 14:30~14:35 オープニング:亀井教授(NEXTユニット長)
    • 14:35~14:50 基調講演「生成AIの初中級クラス活用法」:西田副学長(北近畿地域連携機構長)
    • 14:50~14:55 取り組み紹介:加藤准教授
    • 14:55~15:15 フラッシュピッチ:受講生チーム
    • 15:15~15:30 ワークショップに向けたインストラクション:加藤准教授
    • 15:30~16:50 ブラッシュアップワークショップ・アイデアピッチ
    • 16:50~17:00 ラップアップ

 西田副学長コメント

APIやファインチューニングといった専門性を必要としないレベルの生成AIでパワーアップしたら,北近畿を基点とする起業構想をどこまで高められるか? NEXT産業創造プログラム受講生が、1ヶ月半にわたる学習と演習の成果をベースに問いを発し、非常に充実したワークショップでさらに高めることができました。地域での起業に不可欠なコモングラウンドの発展を生成AIで強化する道すじが見えて、大きな手ごたえが得られました。

 受講生コメント

(株)Season(福知山市)と取り組む「万願寺とうがらしアメプロジェクト」を発展させるべく社会人受講生の方々とチームになり、生成AIをプロセス検証に組み込んだブラッシュアップに挑戦しました。検証を繰り返すことで短期間で洗練されたソリューションを打ち出せたと感じています。(地域経営学部地域経営学科3年 甲斐裕基さん)

NEXTE福知山で取り組む学生メディア事業「Style Note」の収益モデルを確立するべく、生成AI実証では、「問い」の質向上に苦悩しつつも、仮想読者を設定して記事の改善を行いました。ピッチでは、QWS会員企業からのフィードバックにより「学生らしさ」を再考でき、更に手応えを実感した次第です。(地域経営学部地域経営学科3年 森中公太さん)

NEXT産業創造プログラム受講本学学生参加者(敬称略)

地域経営学部4年生 宇苗 隼、本馬惇平
地域経営学部3年生 森中公太、甲斐裕基、菅谷快晴、磯﨑泰智、太田真鈴、工藤愛、高島駿斗、渡部大陸
地域経営学部2年生 近藤咲朱、濵本菜那、松本悠誠

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