去る11月11日、実践演習(キャリア演習Ⅱ–B:杉岡准教授)における「地域創生型商店街調査研究」の一環で、2回生7名が舞鶴市、特定非営利活動法人MCAを訪問し、ヒアリング調査を行いました。
舞鶴市では竹山真観光商業課係長からの「舞鶴市観光商業課の取組み」についての概説を受け、事前に送付した質問票を元に質疑応答、意見交換を行いました。調査の結果、舞鶴は、①創業希望者の増加、②創業準備のサポート、③事業が持続可能となるサポートの3段階に分け、創業者支援を積極的にしていることと、東舞鶴、西舞鶴それぞれの商店街に伴走的に支援していること、地域金融との連携も深めていることが分かりました。
特定非営利活動法人MCAでは、塩見邦夫理事長、松井功副理事長、土田幸正事務局長にご対応を頂き、MCAの取組みについて概説を受けた後、事前に送付した質問票を元に質疑応答、意見交換を行いました。調査の結果、MCAは、海軍、赤れんが、艦これ、アートなどをキーワードにとにかく民主導で全国に普及するイベントを次々と展開している訳ですが、その狙いは地元の商店街に新しい風を送り込むこと、行政や市民に新しい舞鶴の可能性を感じてもらうことにあることが分かりました。また公立大との連携についても打診がありました。
ヒアリング調査後は、商工観光センターで開催された「商店街×地方創生×大学」フォーラムにお手伝いも兼ねて参加し、塩尻市職員の山田崇さんの講演やパネルディスカッションを聞き、さらに学びを深めました。
今後このゼミでは12月にMCAと連携して、舞鶴の調査及び活動を続ける予定です。
【文責】杉岡