故郷を題材とするミニブックを学生が制作しました

2018.11.09

将来的に大学全体としての教育プログラムや教育手法の開発に寄与する取り組みを大学が支援する「先導的教育プログラム」制度において、塩見直紀准教授が実施する「地域資源から新しいアイデアを生み出す問題集」の制作に地域経営学部地域経営学科1年生の貝藤蒔奈さんが取り組みました。

貝藤さんは故郷の茨城県桜川市を題材に、桜川市役所に掲載写真の提供などの協力を依頼し、地元地域と連携して制作を進めました。今年8月、完成したミニブックを桜川市役所に持参したところ、市長との面談の機会をいただき、ミニブック活用に関する意見交換が実現しました。市長からは地元の青年会議所(JC)の関係者を紹介され、「貝藤さんの夢や願いを応援し、協力したい」という言葉をいただきました。桜川市役所の担当者によると、大学生でまちづくりに関心をもち、市長と接触した人物は本市では「初」とのことです。
また、8月27日に梶山弘志地方創生担当大臣(当時)が京都府綾部市を視察された際には、塩見准教授からミニブックが手渡されました。

現在は教育委員会の協力を得て、桜川市の小学5年生にミニブックを解いてもらうプロジェクトの準備を進めています。来年2月には、貝藤さんの呼びかけで桜川市の19~39歳の方が集い、ミニブックをみんなで解くというワークショップを開催する予定です。地元の若者のつながりが希薄になる中、今後のまちづくりのためのネットワークの構築に寄与することが期待されています。

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