日本地方政治学会・日本地域政治学会「現代政治学生コンペ2017」で学生が「審査員特別賞」を受賞しました

2017.10.31

2017年10月28日(土)、29日(日)に鹿児島大学郡元キャンパスで開催された日本地方政治学会・日本地域政治学会「現代政治学生コンペ2017」において、キャリア演習Ⅱ-I(杉岡准教授)を受講する2回生が参加し、「審査員特別賞」を受賞しました。

今年度は「安心と安全 災害に備えて:地域的・国際的見地から」というテーマで開催され、本学の学生は「福知山における防災まちづくり政策の展望〜防災と言わない防災による結果防災のススメ〜」をテーマに発表しました。
防災の先行研究においては、高齢者や子どもを対象としたものが多く、若者をテーマとした研究が少ないというのが現状です。そこで、水害が多い福知山市に住む若者(特に福知山市に住民票を移していない居住者)の視点から防災対策が講じられているか、ヒアリングやアンケート調査を通して課題を明らかにし、課題解決に向けた提言を行いました。
アンケートの結果では「防災対策が充分であるか」という問いに「わからない」「どちらともいえない」という回答が最も多く、4割に達しました。この結果から、水害を経験していない世代こそ防災意識を持つための改革が必要ではないか、という一つの結論になりました。

(参加学生)
狩山紘一、蒲生健一郎、古泉伊織、小林拓真、田中友季也、辻捺乃、東祐多朗(すべて、地域経営学部2回生)

(参考)日本地方政治学会・日本地域政治学会ホームページはこちら

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