2025年度地域協働型教育研究報告会を実施しました

2026.02.16

2026年2月14日(土)、地域経営学部による2025年度地域協働型教育研究報告会を本学で実施し、地域が抱える課題について、フィールドワークなどを通じて調査・分析・考察した成果を学生が発表しました。

報告会は、井上直樹地域経営学部長の挨拶で始まり、午前中は1年生が福知山市をフィールドとして取り組んだ、観光資源の魅力発信、地域産業の活性化、公民館を活用した多世代交流、地域福祉の現状を踏まえた課題解決に向けた検討など、1年間の学びの成果を発表しました。

福知山市三和地域を主な活動拠点とした学生グループの発表では、地域の発展を一次産業の発展と位置づけ、三和町の農業などに焦点を当てて課題を抽出し、大きな課題である人手不足への対策を検討しました。若者をターゲットとした「共感人口」を増やす施策を提言し、まずは地域の認知を広げる必要性を訴えました。
また、報告会に来場された協働先の地域の方々からは、学生の取り組みに対し、温かいコメントが寄せられました。

午後からは、各ゼミがそれぞれ割り当てられた教室に分かれ、2〜4年生による研究発表が行われました。2・3年生は主にポスターセッション形式でゼミ活動の内容を紹介し、来場した学生や教員、地域の方々に向けて研究内容や活動成果を説明しました。発表を通じて活発な質疑応答が行われ、学年を越えた交流の場となりました。

4年生は卒業研究の成果発表を行い、ポスター展示による発表に加え、ゼミによっては登壇形式で研究内容を報告するなど、各ゼミの特徴を生かした多様なスタイルで発表が実施されました。発表を行った学生は、来場者からの質問に応じながら、自身の研究内容への理解を深めていました。

4年生による発表では、卒業研究の成果として、京都府北部地域を対象にソーシャル企業認証制度(S認証)の活用実態と課題について調査・分析した研究が紹介されました。本研究では、企業・金融機関・大学・行政へのヒアリングやアンケート調査を通じて制度の現状を多角的に分析し、認知度の向上や他制度との差別化、人材市場との接続といった課題を整理するとともに、地域に根差した制度運用に向けた政策提言が示されるなど、地域課題の解決を見据えた実践的かつ専門性の高い発表が行われました。

4年生にとっては、これまで積み重ねてきた学びを社会へとつなげる集大成の機会となりました。

本学では今後も、地域を学びのフィールドとした地域協働型教育を通じて、地域とともに課題解決に取り組む実践的な学びを推進してまいります。

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