政策研究大会で地域経営学部・髙田愛華さんが理事長賞を受賞しました

2025.12.16

2025年12月14日(日)、龍谷大学深草キャンパスで開催された「第21回 京都から発信する政策研究大会」において、地域経営学部3年生の髙田愛華さんが、公益財団法人大学コンソーシアム京都理事長賞を受賞しました。

受賞作は「オープンデータを活用した橋梁リスクスコアによる維持管理支援と防災的活用の可能性~福知山市橋梁データを用いたケーススタディ~」というものです。本研究では、福知山市が公開する橋梁点検結果および道路河川課が作成する要望受付対応票を用い、架設年、構造種別、判定区分、径間数などの情報から橋梁ごとのリスクスコアを算出しました。さらに、市民から寄せられた要望に対してPythonによるテキストマイニングを行い、市内全橋梁をリスクスコアに基づいて分類しました。あわせてケーススタディとして、由良川にかかる音無瀬橋が通行不能となった場合の影響についても検証しています。

同大会は、大学コンソーシアム京都が主催し、政策系学部を有する加盟12大学の学生が、個人または団体(ゼミ等)で参加できる研究発表大会で、今年で21回目の開催となります。今年度は、予選を通過した79の個人・団体が10分科会に分かれ、政策研究の成果を発表しました。大会最終日の授賞式では、最優秀作品(論文と口頭発表を総合して最も高い評価を得た1件)に理事長賞、最も評価の高かった論文(論文重視型の上位1件)に日本公共政策学会賞、ならびに各分科会の最優秀作品に優秀賞が授与されました。

また、地域経営学部・谷口知弘教授のゼミによる「ちょこっと防災プロジェクト」も、「家庭の防災意識向上を目指した子どもへの防災教育の実践的研究」で優秀賞を受賞しました。

関連URL

NEWS・TOPICS

カテゴリー別

アーカイブ