公益財団法人明るい選挙推進協会が発行する情報誌「Voters(ボーターズ)」No.89(2025年12月発行)に、地域経営学部の杉岡秀紀准教授が寄稿しました。「Voters」は、主権者として主体的に政治を考え判断する力を育むための啓発情報誌です。主権者教育や若者の政治参加事例、有識者コラムなど、多角的な切り口から政治や選挙への理解を深める内容で構成されています。
杉岡准教授は寄稿文において、学校現場で必修となった「探究的な学び」が広がる中で、高校・中学校と大学の連携が進んでいる現状を紹介しつつ、探究と主権者教育を有機的に結びつけることの重要性を指摘しています。従来の主権者教育は制度や歴史の知識に偏りがちで、生徒が「自分ごと」として政治を捉えにくいままだったことから、探究のプロセスを取り入れることで、若者が主体的に政治を考える契機が生まれるのではないかと提案しています。
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掲載紙
VotersNo.89 2025年12月発行 「主権者教育アドバイザー 探求的な学びと主権者教育の接続の必要性」P.17