2025年12月7日(日)、田舎力甲子園実行委員会主催の地域活性化策コンテスト「田舎力甲子園2025」最終審査会が、オンライン(Zoom)で実施されました。
今年で13回目の開催となった「田舎力甲子園」は、本学地域経営学部4年生の後藤結衣さんと情報学部1年生の大橋佳生さんの司会進行のもと、実行委員長である地域経営学部・杉岡秀紀准教授による開会の挨拶で開幕しました。
最終審査に選ばれた13策(13校)は、それぞれ考案した「地域活性化策」についてプレゼンテーションを行い、写真や動画を用いて視覚的に分かりやすく説明したり、動画サイトのように効果音を取り入れたりするなど、工夫を凝らした発表を披露しました。最優秀賞に選ばれた愛知県立猿投農林学校は、水車の見える造園づくりに高校生自らが関わり、高校生をハブに産学連携を推進する取り組みを紹介するなど、大阪・関西万博でも発表した圧巻の内容でした。
選考結果を待つ間には、情報学部・須志田隆道准教授による「数理情報学の視点から『錯視』の仕組みを考える」と題した特別講義が行われました。その後、審査員10名による厳正な審査の結果、最優秀賞1策、スポンサー賞5策、奨励賞3策が決定し、審査員長である川添信介学長から全体講評がありました。最後に、田舎力甲子園実行委員長を務める情報学部・橋田光代准教授による閉会の挨拶で、最終審査会は終了しました。
当日の様子は、田舎力甲子園公式YouTubeチャンネルでご覧いただけますので、ぜひご視聴ください。
最優秀賞(1策)
愛知県立猿投農林高等学校「造園という武器で持続可能なまちづくり~将来世代の地方創生~」
スポンサー賞(5策※順不同)
株式会社京都銀行スポンサー賞
岐阜県立岐阜農林高等学校「段ボールが世界を救う!ソーラーフードドライヤーで食品ロス削減プロジェクト」
京都北都信用金庫スポンサー賞
京都府立宮津天橋高等学校「あなたは阿蘇海をどうしたい?~天橋立に湧くカキ殻から紐解く~」
但馬信用金庫スポンサー賞
近畿大学附属豊岡高等学校「旅を彩るスタンプラリーアプリ『kouno Trip』」
西日本旅客鉄道株式会社スポンサー賞
和歌山県立田辺高等学校「湯治文化を守る!温泉水フェイスパック商品化プロジェクト」
一般社団法人京都府北部地域連携都市圏振興社スポンサー賞
天理高等学校「文武協働『アスリート・環境ボランティアでSDGs!!』」
奨励賞(3策※順不同)
- N高等学校(+高山西高等学校)「飛騨の朝つながる未来創造プロジェクト」
- 朝日塾中等教育学校「地域活性化を目指す朝日塾生が届ける御津地域の魅力」
- 愛媛県立丹原高等学校「tanomoプロジェクト 丹原七夕夜市~想いをつなぐ地域の新たなカタチ~」

