「福知山公立大学STL助成金2025」に採択されたプロジェクトの活動を紹介します。
「GrowSpiral」は株式会社Lifexiaの一部門として、福知山市および周辺地域の魅力的な企業・商品の認知度向上と売上拡大を目標に活動している団体です。学生でありながら社会人と肩を並べて挑戦し、社会で通用する“即戦力人材”の育成をめざしています。
活動経緯
地方の公立大学生が就職活動時に抱える「機会格差」への危機感から、菅谷快晴さん(地域経営学部4年生)が本団体を設立しました。都会に比べて著しく不足している「実践経験・実績」を積める場所、そして失敗を恐れず社会課題の解決に取り組める場所をつくることを目的としています。現在は、有年楓斗さん(情報学部3年生)が2代目代表を務めています。
活動実績
ナナオリーブ・フィナンシェプロジェクト
就労継続支援B型事業所の工賃(時給240円)の低さを改善するため、クラウドファンディングを活用して物販を実施しました。販売商品として、通常は廃棄されるオリーブの葉や実の搾りかすを練り込んだフィナンシェを開発しました。また、活動にあたってはB型就労支援施設「amadu kitchen」や本学の学生団体「アグリサーキュラーデザイン in Fukuchiyama」と連携して取り組みました。
クラウドファンディング実施中
ナナオリーブ・フィナンシェプロジェクトのクラウドファンディングが実施中です。
CAMP FIRE「障がい者がつくる、おいしいフィナンシェを届けたい!学生と就労所の挑戦!」
今後の活動
今後は「ナナオリーブ」ブランドへの新商品の導入や、クラウドファンディングの推進に注力していく予定です。また、設立2年目の若い団体であるため、長期的に価値を提供し続けるための組織基盤を整えていきたいと考えています。
団体概要
- メンバー 4年生4名、3年生2名、2年生6名、1年生5名(計17名)
- お問合せ先 Instagram:@_grow_spiral
- ミーティング 毎週月曜日 18:00~

