両丹日日新聞に本学地域防災研究センターの水口センター長の取り組みが掲載されました

2025.11.26

両丹日日新聞(2025年11月22日付)に、福知山自主防災ネットワークが開催した「第9回公開研修会」において、本学地域防災研究センターの水口学センター長が講演した様子が紹介されました。

今回の研修会は、市内の自治会長や自主防災組織の役員らで構成される自主防災ネットワークが、防災情報の共有を目的として一般参加型で実施したものです。研修会は、講演と地域での実践活動報告の2部構成で行われました。

水口センター長は、第1部の講演に登壇し、2018年の西日本豪雨以降、地域が一体となって住民を守り、行政がそれを支えるという形へ、防災の方向性が大きく変化してきたことを解説しました。また、防災組織の担い手不足や訓練参加率の低下といった課題を挙げ、その改善に向けて、女性や若者がSNSで情報発信に携わる環境づくりや、多様な時間帯での訓練実施、祭りや集会など日常的な場面に防災要素を取り入れる工夫など、住民が関わりやすい仕組みづくりの重要性を述べました。

本学地域防災研究センターでは、今後も自治会や行政機関との連携を深め、実践的な防災研究と地域支援を通じて、安全・安心な地域づくりに貢献してまいります。

掲載紙

両丹日日新聞 2025年11月22日(土)「地域の防災力考える 自主ネット公開研修会講演と活動報告通じ」5面

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