2025年11月13日(木)、夜久野みらいまちづくり協議会、暮らしのささえ愛事業実行委員会主催の「ささえさん交流会」が夜久野ふれあいプラザで開催され、本学地域経営学部「地域経営学特別講義Ⅰ」(担当:井上直樹教授、倉田良樹教授、木村昭興教授)を受講する1年生4名が参加しました。この様子は、両丹日日新聞(2025年11月19日付)でも紹介されました。
2021年に始まった「ささえ愛事業」は、地域のちょっとした困りごとを有志の住民“ささえさん”が支える取り組みです。今回参加した4名の学生は、夜久野地域の高齢者支援体制や地域課題の調査を進める中で、同事業を取材したことがきっかけとなり、交流会への参加に至りました。
当日は、学生による調査成果の発表の後、住民約30名が地域ごとに分かれて意見交換を行い、学生も各グループに加わって話し合いに参加しました。住民の思いや日頃の活動について直接伺うことができ、学生にとって大変貴重な学びの場となりました。
今後、学生らはごみステーションの位置や地域サロンの開催場所など、地域活動に役立つ情報を盛り込んだ電子マップを作成し、地域住民の暮らしの動線を可視化する予定です。参加学生は「住民のみなさんの声をしっかりと聞き、地域の役に立つ地図に仕上げたい」と意欲を語りました。
本学では、情報学を基盤とした地域協働型教育を推進しており、今回の取り組みも学生が地域と関わりながら学びを深めていくうえで貴重な機会となっています。学生が地域の課題を自らの学びに結び付け、実際の現場での経験を通して持続可能な地域づくりに貢献できるよう、今後も地域との連携を深めながら教育活動を展開していきます。
掲載紙
両丹日日新聞 2025年11月19日(水)「大学生が参加し意見交換 ささえさん交流会住民も地域性を再確認」3面