「福知山公立大学STL助成金2025」に採択されたプロジェクトの活動を紹介します。
「Drip Link」は、コーヒーをきっかけに、地域で落ち着いてくつろぎながら多世代が交流できる「サードプレイス(家庭や職場・学校ではない、心地よく過ごせる第3の居場所)」をつくることを目的に活動しています。
活動経緯
活動のきっかけは、「Drip Link」代表を務める三木日菜子さん(地域経営学部3年)が、授業以外で地域の人と気軽に話せる機会が少ないと感じたことでした。高校生の頃からコーヒーやカフェが好きだった三木さんは、世代を問わず親しまれるコーヒーを通じて、人が自然に集まり交流できる場をつくりたいと考え、「Drip Link」を立ち上げました。
活動実績
「Drip Link」は、今年4月に活動を開始した新しい学生団体です。
主な活動として、土曜・日曜にカフェ運営を継続的に行っており、コーヒーの美味しい淹れ方を試行錯誤しながら追及し、フリースペース「Tsunaga Room」でコーヒーを提供しています。
また、福知山市のコーヒーショップ「Enjoy Coffee Roastery」と連携し、オリジナルブレンドコーヒー「新町」を開発しました。活動拠点である新町商店街のあたたかさや学生のさわやかさをイメージして作られたブレンドで、誰もが親しみやすい味わいが特徴です。このブレンドは、土日のカフェで提供しているほか、コーヒー豆や粉としても販売しており、来店時に購入することも可能です。さらに、コーヒー豆は「Tsunaga Room」のプロジェクト「ハコカラ」が実施したクラウドファンディングの返礼品にも採用されました。
今後の活動
今後は、地域の方々に向けた活動に一層力を入れていく予定です。イベントなどの新たな取り組みも計画しており、2025年12月13日(土)には、Tsunaga Roomにて「珈琲飲み比べイベント」を開催する予定です。
代表の三木さんは、「イベントをきっかけに、まずはコーヒーの奥深さとDrip Linkの活動を知ってもらい、多世代のつながりを広げていきたい」と意気込みを語っています。
カフェ運営
- 営業日 土曜・日曜 14:00~18:00(コーヒー豆の販売は平日も行っています)
- 場所 フリースペース「Tsunaga Room」京都府福知山市下新10
団体概要
- メンバー 大学院生/1名、学部生/4年生2名、3年生1名、2年生3名(計7名)
- お問合せ先 Instagram:@driplink_fukuchiyama


