ロボット革命・産業IoTイニシアティブ協議会「データ活用委員会」オンラインセミナーに西田副学長が登壇しました

2025.10.31

2025年10月7日(火)、ロボット革命・産業IoTイニシアティブ協議会(以下、RRI)データ活用委員会が開催した「2025年度第5回オンラインセミナー」において、本学の西田豊明副学長が登壇しました。

データ活用委員会(委員長:東京大学名誉教授・佐藤知正氏、副委員長:産業技術総合研究所CPS研究センター長・谷川民生氏)は、RRIが自律型サービスロボットの普及促進を目的として2023年度に設立した委員会です。飲食・物流・介護など各分野におけるロボットフレンドリーな環境づくりの成功事例や、AI活用の優れた取り組みを共有し、新規参入をめざす企業や団体の参考となる情報を発信しています。

西田副学長は、「生成AIと歩んだDXの1年」と題し、AIの発展の歴史を踏まえながら、自身が主導してきた大学のDX改革について講演しました。コロナ禍における大学のデジタル化推進に続き、生成AIを活用して会議室や公用車の管理、年間計画・報告書の共同編集機能を備えた実用的なDXシステム「FUJIN」を開発し、大学業務の効率化を実現してきた取り組みを紹介しました。

講演の中で西田副学長は、「生成AIを活かせば、少人数でも高度な開発が可能」と述べ、「今後、プログラミング教育も大きく変わっていく。生成AIはコードを作成したり、助言やヒントを提示したりできるが、最終的な判断は人間が担うべきもの。深い素養と知識を持つエンジニアが今後さらに増えていくことを期待しています」と語りました。

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