2025年10月22日(水)、京都府立大江高等学校の国際交流系統に所属する2年生4名の皆さんが本学を訪れ、地域経営学部・大谷杏准教授による模擬講義を受講されました。
講義は「日本の中の『多文化』に目を向けよう」というテーマで行われ、横浜や神戸の開港の歴史、当時の面影を今に伝える洋館や中華街の街並み、教会やハラルフード販売店などについて写真を交えながら紹介しました。さらに、在留外国人の人数の推移や外国人の子どもの進学率にも触れ、生徒の皆さんが自分たちにできる多文化共生のあり方を考える機会となりました。
また、大谷准教授がフィンランドの図書館「Oodi」で撮影した写真を用いて、楽器演奏が可能なスタジオや3Dスキャナーなどを備えたスペースなど、図書館の枠を超えた多機能な施設についても紹介があり、生徒の皆さんは異なる文化のあり方に関心を持ち、熱心にメモを取る姿が見られました。
