「第17回福知山産業フェア」に張准教授のゼミと学生団体GrowSpiralがブースを出展しました

2025.10.23

2025年10月18日(土)・19日(日)、福知山市三段池総合体育館及び周辺で開催された「第17回福知山産業フェア」(主催:福知山産業フェア実行委員会)に、地域経営学部・張明軍准教授のゼミと学生団体GrowSpiralがブースを出展しました。

張ゼミのブース

張ゼミが農産加工品のデータマーケティング研究を行っている「京都中丹いちおし商品」の販売ブースでは、和木梅や味噌、中丹地域の名産である万願寺とうがらしのピクルス、山椒せんべい、そして古式天然醸造にこだわった「生きているしょうゆ」など、地域の魅力を活かした多彩な商品を展示・販売していました。

来場者からは、「素材の味が生きていてどれも優しい味わい」「地元産の原料を活かした商品がこんなにあるとは知らなかった」「学生さんが丁寧に説明してくれて安心して購入できた」といった声が寄せられました。
また、「お土産や贈り物にも喜ばれそう」といった評価も多く見られ、地域ブランドとしてのさらなる可能性を感じさせる結果となりました。学生たちは、来場者との交流を通じてマーケティングの現場感覚や販売のテクニックなどを学び、「消費者の反応を直接感じることができた」「どの商品がどの層に人気があるかを体感できた」といった感想を述べていました。

ブースの運営を通して、商品の魅力を伝える言葉選びや展示レイアウトの工夫など、販売促進に関する実践的な知見を得る貴重な機会にもなりました。

GrowSpiralのブース

GrowSpiralプロジェクトは(株)Lifexiaのイントレプレナー事業として立ち上がりました。
活動内容は地域企業の広報支援やクラウドファンディングのPR活動を通じて、学生が実践的なマーケティング経験を積みながら、福知山市の魅力発信と地域企業の売上向上をサポートを行っています。今回の産業フェアではグルメ即売ゾーンに出展していました。取扱商品は小豆島のオリーブの新漬けやオリーブを加工したジャムやコンフィ、甘酒などがあり、丁寧に説明、販売する姿がみられました。
また、販売の傍ら、現在福知山市の就労継続支援B型事業所と一緒に開発に取り組んでいる「フィナンシェ」のアンケートを実施しました。

代表の有年楓斗さんは、「『いいから、買う』『買うことで、社会が少しずつ変わっていく』そんな循環を、このプロジェクトを通じて私たちは証明したいと考えています。従来『当たり前』とされてきたB型就労者の工賃水準に対し、その考え方を変えていけるように取り組んでいきます。行動できる“今”、学生だからこそできる“今”。GrowSpiralはこれからも挑戦し続けます。 」と今後の展望、意気込みを語っていました。

 

NEWS・TOPICS

カテゴリー別

アーカイブ