「福知山公立大学STL助成金2025」に採択されたプロジェクトの活動を紹介します。
「Tsunaga Room プロジェクト」は、誰でも気軽に利用できる地域のフリースペースの提供をめざすプロジェクトです。本学の学生が立ち上げた合同会社「Gel-banana(ゲルバナナ)」が取り組んでおり、施設は福知山市・新町商店街の空き店舗を活用して開設されました。
活動目的
AIを活用して、人手不足によって存続が困難になるような場所をなくすことを目的としています。市民の方々と学生、地元企業をつなぐ場として、地域に活力をもたらす“起爆剤”となれるような取り組みをめざしています。
活動内容・実績
ハコカラ/2025年8月27日~
30センチ四方の棚を100個設置し、作品や商品を展示・販売したい個人事業主やクリエイターに一区画ずつ「店」として貸し出す仕組みです。オープン1ヶ月で30個近くのご成約がありました。本取り組みは、令和7年度「京都未来人材育成プロジェクト事業費補助金」にも採択されました。
レンタルルームの貸出/2025年8月27日~
ワークスペースのほか、キッチンやカウンターも備えており、週末にTsunagaRoomを貸し切ってお店を開いたり、イベントを開催することも可能です。
本プロジェクトの代表を務める服部凌さん(情報学部4年)は、「高齢者や紙媒体が中心となっている場にもDXを届けたい。ただ、入口がデジタルだと入りにくい人も多いため、まずはアナログな場を設け、その上でDXを進められるようにしたいと考え、この場所をつくった」と話しました。
「Tsunaga Room」概要
- 営業日 年中無休
- 場所 京都府福知山市下新10(新町商店街)
団体概要
- メンバー 大学院1年生1名、4年生5名、3年生1名(計7名)
- お問合せ先 ホームページ:https://www.gel-banana.jp/、Instagram:@tsunaga_room466