2025年9月21日(日)、京都府北部連携都市圏形成推進協議会が主催する「第1回高校生みらい会議」が綾部市ものづくり交流館で開催され、地域経営学部の杉岡秀紀准教授とゼミ生が登壇しました。
このイベントは、2019年度から京都府北部5市2町(福知山市、綾部市、舞鶴市、宮津市、京丹後市、伊根町、与謝野町)で構成される「京都府北部地域連携都市圏形成推進協議会」の移住部会を中心に毎年実施されており、7市町の高校生が集まって、住むまちや通うまちの枠を越えて、地域の課題や地域で活躍する方の取り組みを学ぶことを目的としています。今年度は、第1回のキックオフイベントを皮切りに、12月に予定されている最終報告会まで一連のスケジュールが組まれており、京都府北部から20名の高校生が参加します。
当日は杉岡准教授のコーディネートのもと、午前中に会場の紹介や「高校生みらい会議」の趣旨説明、杉岡ゼミ生によるアイスブレイクが行われました。その後、世界一周を経験して綾部市に移住した小笠原虎哲さん、綾部にUターンした高橋洋希さん、Iターンした佐藤宥太さんがゲスト講師として登壇し、自身の経験をもとに講演しました。
昼食は「茶寮ゆらり 結鶴」にて「すしにぎり体験」が行われ、高校生たちは交流を深めながらお寿司づくりを楽しみました。また午後からは、小笠原さんが所有する古民家を訪問し、実際の住居を見学しながら学ぶルームツアーが実施され、参加者にとって貴重な機会となりました。
次回は、10月18日(土)に宮津市で「第2回高校生みらい会議」が開催される予定です。
掲載紙
- 京都新聞 2025年9月22日(月)「『移住』から知る郷土の魅力 綾部で古民家見学 府北部『高校生会議』」朝刊
- 京都新聞のオンライン記事(一部有料)はこちら
- 毎日新聞 2025年9月23日(火)「古里の知らぬ一面学ぶ 高校生みらい会議府北部7校20人」朝刊15面
- あやべ市民新聞 2025年10月1日(水)「『高校生〝みらい〟会議』スタート 綾部高など府北部の高校生19人」