2025年7月17日(木)、京都府教育委員会主催の「教育DX推進会議(ICT達人・教育DS・エバンジェリスト)」が本学にて開催されました。
本会議は、福知山市教育委員会との連携のもと、小中学校教職員を対象に、大学との連携を通じて教育のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進することを目的とした研修会です。
開会の挨拶に続き、本学情報学部 学部長の池野英利より学部の概要や教育の特徴について紹介しました。その後、参加者は4つのグループに分かれて、各ゼミ生の案内により情報学部の各施設を見学。実際の研究環境や教育設備を体感していただきました。
施設見学後には、本学の情報学部および地域情報学研究科の学生と参加者との交流の時間が設けられました。
本学学生からは現在の小中学校における情報教育への質問や先生方の困りごとなどの質問が出たり、参加された先生からは研究の進め方やテーマの見つけ方、福知山市での生活はどうかなどの質問がされました。
最後にリアルタイム投稿ツール「Slido(スライド)」を活用し、会場全体でのディスカッションを実施しました。
小中学校現場が抱える課題や情報技術の進歩で簡素化したい業務、大学と連携して実現できる教育施策、AI時代に求められるリテラシー教育等、多様なテーマについて活発な意見が交わされました。
本会議は、大学・学校・行政の垣根を越えた学びと対話の貴重な機会となりました。