2025年6月18日(水)、地域経営学部と情報学部の学生約120名を対象とした社会福祉論(地域経営学部 川島典子教授担当)で、福知山市の子育て支援サロン、NPO法人「おひさまと風の子サロン」理事長の足立喜代美様をゲストスピーカーとしてお招きし、児童福祉の現場のうち、子育て支援に関するお話をお伺いしました。
学生たちは、前の時間に、日本の社会福祉は行政と民間の団体の官民協働により行われており、児童福祉の分野でもNPO法人の活動が重要であることを学んだ上で講話を聞いています。
足立様からは、福知山市の合計特殊出生率が高い一因としてIターン者を支援するNPOが果たしている役割や、子育て支援サロンの他にも24時間ラインで相談に応じていること、三段池公園の体育館で様々な子育て支援に関するイベントを行っていることなどをお話し頂きました。
学生からは、お父さんに関する支援やお父さんからの相談はありませんか?という質問などが出ました。近年は、男性の育児休暇取得率も上がっており、お父さんがサロンを訪れる機会も増えているそうです。
社会福祉論では、まず座学で社会福祉に関する各論の学術的な正しい知識を身につけた上で、現場の方のお話を聞き、理解を深めて、北近畿における社会福祉的な地域課題を把握する方法を学ぶことにつとめています。
