両丹日日新聞(2025年6月11日付)に、情報学部の橋田光代准教授の取り組みが掲載されました。
記事では、音楽情報科学や音情報処理を専門とする本学情報学部の橋田光代准教授が、1978年に録音されたカセットテープの音源のデータ化に取り組まれたことが紹介されています。
この音源は、かつて大江町北原に暮らしていた亀井イトさんが語った昔話を記録したもので、今ではあまり使われなくなった方言や言い回しも多く含まれており、地域文化を学ぶうえでも非常に貴重な民族文化資料です。長らく保管されていたカセットテープの存在が地域の関係者によって見つかり、保存状態の悪化が懸念されたことから、橋田准教授に協力が依頼されました。
復元された音源は、6月7日(土)、8日(日)の両日、旧美鈴小学校(福知山市大江町)で開催された「第3回みすずフェスタ」の文化展にて一般公開され、来場者の関心を集めました。
掲載紙
両丹日日新聞 2025年6月11日(水)1面「50年ぶりによみがえる 語り部・亀井イトさんの昔話」