2025年5月28日（水）、講義科目「社会福祉論」（地域経営学部川島典子教授担当）で、福知山市夜久野町の高齢者福祉施設グリーンビラ夜久野の足立厚子様をゲストスピーカーとしてお招きしました。

グリービラ夜久野は、中学校跡の広大な敷地に、特別養護老人ホーム、軽費老人ホーム、認知症を対象としたデイサービスや、ゲートボール場などを有する地域に根差した高齢者福祉施設です。
また、ワークライフバランスを重視しており、誕生日休暇を設けたり、育児休暇や看護休暇を取りやすくするなどして離職率の低い職場としても有名です。

足立様からは、最新のIＣＴの導入の事例として、インカムを利用した職員間の連絡方法や、腰を痛めないためのスライディングシートのご紹介などもして頂きました。さらに、地域防災にも関わっており、ＤＷＡＴ（災害派遣福祉チーム）の活動にも参加しておられ、ＢＣＰ（事業継続計画）についても考えていることなどもお話し下さいました。

社会福祉論は、地域経営学部だけでなく、情報学部の学生も履修している講義です。本日の高齢者福祉分野におけるIＣＴ活用のお話は、今後展開される、本学における情報学を基盤とした地域協働の一助になりました。

学生からは、「職員の応募者は福知山市内からだけですか？」、「どのようにしてワークライフバランスを保たれているのですか？」などの質問が出ていました。