2025年5月8日（木）、地域経営学部1年生の演習科目「地域経営演習I-E」（担当：倉田良樹教授、杉岡秀紀准教授）では、福知山市三和町にある旧川合小学校でフィールドワークを実施しました。

当日はまず校舎を見学した後、福知山市役所資産活用課の市田係長より、「廃校活用について～地域財産の活用による賑わいの創出～」と題し、市内における廃校活用の事例や取り組みについてご説明いただきました。その後、旧川合小学校を管理・運営する株式会社かわいの土佐祐司代表取締役から、「川合がいつまでも川合であるために」というテーマのもと、旧川合小学校の活用に対する思いや現状、今後のビジョンなどについてご講演いただきました。また、地域おこし協力隊として活動する飯室氏からもお話を伺いました。

学生からは、「カワイリバースプロジェクトが地域の人が動き出すきっかけになっていると感じた」「旧川合小学校の利活用は子どもだけでなく、大人も学び楽しめる場になっており、関心を持った」「真の地域活性化とは、地域住民の良さが引き出され、協力的な雰囲気が生まれることだと感じた」などの感想が寄せられました。

本演習では、今後も旧川合小学校の活用や庵我地域のまちづくりについて、アクションリサーチを進めていく予定です。