2025年5月7日(水)、福知山市教育委員会と学校組織レジリエンスユニットとの共催により、「中丹地方教育委員会連絡協議会 委員研修会」が福知山市立桃映地域公民館で開催されました。本研修会には、中丹3市の教育長および教育委員、福知山市教育委員会関係者が参加しました。
研修は二部構成で実施され、第1部では、帝京大学文学部心理学科の角南なおみ准教授より「義務教育における特別支援教育の現状と今後の課題」と題する講演が行われました。講演では、「義務教育における特別支援教育の現状」、「教育委員会として求められる取り組みと支援」、「特別支援教育におけるこれからの教育委員会のあり方」といった観点から、説明されました。
続く第2部では、ユニット長を務める福畠准教授が「変化や危機に柔軟に対応できる学校組織のために」と題して講演を行いました。講演では、「レジリエンスとはそもそもどういう概念か」、「教員にとってのレジリエンスとは何か」、「学校組織にとってのレジリエンスとは何か(特にマネジメント・リーダーシップの側面から)」といった視点から、学校組織の在り方について説明しました。