2025年4月23日(水)、大阪・関西万博きょうと推進委員会が主催する「オール京都」によるトークセッション&パフォーマンスステージ企画「EXPO KYOTO MEETING ―和のこころと地球の未来―」が、大阪・関西万博会場のEXPOホールで開催され、地域経営学部の杉岡秀紀准教授が第4セッションのファシリテーターとして登壇し、同学部3年生鹿山雄生さんが第1セッションに登壇しました。
当日は、西脇隆俊京都府知事、松井孝治京都市長、堀場厚一京都商工会議所会頭による挨拶の後、6本のトークセッションが行われ、その合間には福知山踊りや宮津おどりをはじめとする多彩なパフォーマンスが披露されました(参加者約900名)。
環境問題に取り組む京都府内の大学生(ユース)として登壇した鹿山さんは、第1セッション「いのちとこころが創る文化と環境」で現在の活動内容や環境への思いに加えて、京都議定書発効20周年・創設15周年を迎える本年に開催される「未来会議」への意気込みを語りました。鹿山さんは、杉岡ゼミで「万博プロジェクト」のリーダーを務めたことをきっかけに、「WE DO KYOTO!ユースサポーター」に所属し、積極的に活動に参加。総合地球環境学研究所が主催する環境系学会・イベントの運営やサポート活動にも取り組んでいることから、今回の登壇が実現しました。
杉岡准教授は、第4セッション「『百寿社会』のデザインとウェルビーイング」に若手部会の委員として登壇。総合地球環境学研究所の浅利美鈴教授とともに、京都府立医科大学大学院医学研究科教授・副学長の的場聖明氏、予防医学研究者で公益社団法人well-being for Planet Earth代表理事の石川善樹氏、スウェーデン政府代表のCecilia Ekholm氏の3名によるトークセッションのファシリテーターを務めました。
また杉岡准教授は、最後に実施されたユースステージにおいて、総合地球環境学研究所の山極壽一所長とともに登壇し、高校生を中心とするユースによる発表に対して講評を行いました。