2024年5月30日(木)、特定非営利活動法人京都丹波・丹後ネットワーク主催による講演会とパネルディスカッションが福知山市総合福祉会館で実施され、地域経営学部の大門大朗准教授が登壇しました。
当日は、「現場から見えたこれからの避難所運営―能登半島地震の被災地の状況を踏まえて―」をテーマに、能登半島地震の概要と直後の状況、避難所の課題と2か月後の変化について、詳細な事例を挙げながら説明がありました。福知山市においても過去に大きな水害に見舞われており、支援を通じて得た知見から、京都府北部での避難所運営では何が課題となるかが提起されました。
大門准教授は1月6日から5月19日までの間、計14回の視察やボランティア活動を実施しており、本学学生を伴った支援活動は8回に及び、家屋の片付けや支援物資の仕分け・配布、時には足湯やハンドマッサージで被災された方の話を聞いたり、スーパーボールすくいや流しそうめん等の催しで地元の子どもたちと交流を行ってきました。ボランティア活動の中で見聞きした現地のニーズや課題を基に、今後も継続的な支援活動を予定しています。