情報学部 情報学科 吉岡 誠人さん
Vol.20

新しい出会いが自分の可能性を広げてくれる

情報学部 情報学科 吉岡 誠人さん 大阪府・大阪市立西高等学校出身

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高校の情報科学科で情報分野の学びの楽しさに触れ、
情報系の学部のある福知山公立大学に進学しました

入学後、最初に取り組んだのが「明智光秀×福知山IDEABOOK(アイデアブック)」のデジタルコンテンツ「アイデアビューア」です。本プロジェクトは、福知山市と大学が協同で制作した「福知山I DEABOOK」をデジタルアーカイブ化するというもの。「福知山IDEABOOK」は、光秀を通して地域への関心を高め、自分たちがこの街とどのように関われるかを考えるきっかけとなることを目的とした冊子で、「集まったアイデアを皆で共有できるシステムができないか」という福知山市からの課題に取り組みました。タッチパネルを操作すると、画面に付箋の形でアイデアが表示される仕組みを考え、構想からデザイン、プログラミングまでを私たちが担当。ゼミの時間に企画を考えたり、プログラミングの修正に取り組んだりすることがとにかく楽しかったです。

ゼミや課外活動を通じて、地域の方々と
関わりながら実践的なプロジェクトを多数体験

後学期では、学生プロジェクトとして「福知山イル未来と2020~明かき光~」に参加しました。福知山城周辺をライトアップするイベントで、光秀ミュージアムの入口に設置する竹灯籠など各所のライティングを担当。灯籠の中に設置したLEDライトの色や明るさ、点灯パターンを制御し、ロウソクの炎のような「1/f揺らぎ」も再現することができました。プロジェクションマッピング(PM)に挑戦する機会もあり、プログラミングのコードだけで幾何学的な模様などを生み出す「ジェネラティブアート」で映像を作成。会場内に設けられたブースから、来場者の方々の反応を間近で見られたのが楽しく、やりがいも大きかったです。また、12月には新型コロナウイルス感染症の影響で帰省できなかった学生に向けて、校舎にクリスマス仕様のPMを投影しました。今後もPMに関わるイベントを企画・運営していければと考えています。

今後も様々なプロジェクトに関わり、
自分の可能性を広げていきたいです

ほかにも、福知山市のキャラクター「ドッコちゃん」をモーションキャプチャを使ってVチューバー化するものや、ドローンを用いて獣害対策を考える取り組みなど、多様なプロジェクトに携わっています。また、自分たちの活動を発信する媒体を持てればと、プロジェクトで知り合った先輩とYoutubeチャンネルを開設。大学での活動をはじめ、様々な情報を発信しています。福知山公立大学は自分から手を挙げれば様々なことに挑戦できます。今後も積極的にプロジェクトに関わり、その中で自分自身も成長していきたいと思います。

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