情報学部 情報学科 大岡 優美さん
Vol.21

文系出身でも最先端の情報学が学べる

情報学部 情報学科 大岡 優美さん 兵庫県立伊丹高等学校出身

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もともとは環境系の学部をめざしていましたが、
塾の先生の勧めもあり、新設された情報学部へ入学しました

もともとは環境系の学部への進学を考えていましたが、高校時代に通っていた塾の先生から「ITなどの情報系は将来性がある!」と情報学部を熱心に勧められたのが入学のきっかけです。国公立大学で文系でも受験できる、ぎりぎり自宅から通学できるというのも福知山公立大学を選んだポイントになりました。
入学する前は、「理系の人ばかりで、ついていけるか心配」と不安も小さくありませんでしたが、入学後は文系出身の学生も比較的多くて心強かったです。入学直後に数学のテストがあり、レベル別のクラスで受講できる点も安心です。数学やプログラミングなどでわからないことがあれば、先生はもちろん、理系出身の友だちが教えてくれたりもするので、文系出身でも授業についていくことができています。

先生や周りの友だちのサポートもあり、
情報系の学習にもスムーズに入っていけました

学部長の西田豊明教授や私のゼミの担当教員である田中克己教授をはじめ、情報学の分野で全国的に有名な先生がたくさんいるのもこの学部の魅力の一つ。データベースや情報検索などが専門分野の田中教授の1年次のゼミでは、インターネット上にある映画作品のレビューを対象とした「センチメント分析」に取り組んでいます。レビューの中のテキスト(言葉)に着目し、「肯定的」「中立」「否定的」の3パターンに分類するというもので、例えば「感動して涙が止まりませんでした」とあれば肯定的なものに、「つまらなかった」「嫌い」などのネガティブなコメントがあるものは否定的なものに、どちらとも判別が難しいレビューは中立に分類します。実際にやってみると言葉のニュアンスの判断が難しいものがあり、思っていた以上に大変ですが、感情分析の手法を学び、実践を通じて興味深く取り組むことができました。

様々なプロジェクトなどに関わる中で、
自身の方向性を探っていきたい

2019年の「NHK紅白歌合戦」で「AI美空ひばり」が話題になりましたが、過去のデータを集積して新しいモノを作るということに田中教授のゼミでも取り組めるそうなので、2年次以降に機会があればそういった課題にもぜひチャレンジしたいと思います。まだ将来の方向性は定まっていませんが、残りの学生生活を通じて様々な実習やプロジェクトに触れ、体感する中で視野を広げ、進路を探っていければと思います。

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