山田 篤 教授

ヤマダ アツシ

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山田 篤 教授
専門分野
自然言語処理、文書処理、音声言語処理、メタデータ管理
主な担当科目
情報学入門、プログラミング言語処理系
最終学歴京都大学大学院工学研究科博士後期課程研究指導認定退学
学位博士(工学)京都大学
自己紹介工学部出身ですが、これまで人文科学(日本語学)や社会科学(法学)の方と一緒に仕事をする機会があり、その度に専門分野を超えた対話や分野横断的なアプローチの必要性を痛感してきました。前職では地方自治体の情報化のお手伝いもし、自治体が抱える課題についても垣間見る機会がありました。様々な現場の課題を情報学のアプローチで分析、検討、解決をはかるお手伝いができればと考えています。
座右の銘
為せば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり
研究の
キーワード
音声言語、コーパス、メタデータ、XML
研究の概要 主に日本語を対象とした工学的な研究をしてきました。はじめに日本語で書かれた情景描写から対象世界の3次元モデルを構築する研究を行いました。次に、日本語の音声認識や音声合成を行う際に必要となる計算機辞書やコーパスといった言語資源の開発を行いました。これらはこれまでは共通語を対象としてきましたが、方言対応も行いたいと考えています。データ形式としてはXMLを用いることにより、柔軟な処理を実現してきました。
研究テーマ
  • 日本語テキストの可視化
  • 音声認識、音声合成を用いた音声対話システムの構築
  • 日本語コーパスの整備
  • XMLを用いたメタデータの整備
所属学会日本認知科学会
研究シーズ(相談可能な領域) 言語・文書処理、技術と社会、個人情報
こんなことで地域のお役に立ちたい!

最先端の研究も大事ですが、必ずしもそれだけで何か現実の問題が解決するわけではありません。現場では実際に何に困っていて、何が問題になっているかをきちんと把握し、地に足の着いた適切な方法を考えることが必要です。また、技術だけで何とかしようとするのではなく、その運用までを含めた全体を見ることも重要です。熱狂は醒めてしまえば空しいものです。情報学の知見を活かし、地道な努力によってそういった橋渡しのお役に立てればと考えます。

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