須志田 隆道 准教授
- 専門分野
- 数理生物学、計算幾何学、数値計算
- 主な担当科目(学部)
- 幾何学入門、線形代数、数学演習
- 個人ページ
- https://sites.google.com/view/takamichi-sushidas-website
最終学歴 | 龍谷大学大学院理工学研究科数理情報学専攻博士後期課程 |
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学位 | 博士(理学)龍谷大学 |
自己紹介 | 滋賀県大津市で生まれ、龍谷大学理工学部数理情報学科にて数学と情報を学び、大学院にて植物の螺旋模様に関する幾何学モデルの緒性質を数学的に証明する研究に従事しました。2014年4月から2016年3月まで、明治大学先端数理科学インスティテュートにて、視覚を理解するための数理モデリングや折紙工学の研究に従事しました。2016年4月から2019年3月まで、北海道大学電子科学研究所人間数理研究分野にて、細胞組織の形作りに関する実験データ解析や数理モデリングを用いたメカニズムの探究を行う研究に従事しました。2019年4月から2024年3月まで、東京都町田市にあるサレジオ工業高等専門学校情報工学科にて、これまでの学際的な研究活動に加えて、情報学分野の講義(アルゴリズム論や数値計算など)や高等専門学校プログラミングコンテストの指導を行いました。2024年4月からはこの新しい環境でどこまでチャレンジできるか楽しみにしています。 |
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- 座右の銘
- 自分のペースで粘り強く挑み続けること
研究の キーワード | 数理モデリング、数値解析、数学解析、並列分散処理、データ解析、計算幾何学 |
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研究の概要 | ひまわりに見られる螺旋模様は大多数のものがフィボナッチ数が関連する美しい構造として形成されます。生体内の細胞組織では個々の細胞の動きや変形によって、組織全体がダイナミックに変形するという例が知られています。本研究室では、実験を専門とする研究者と連携しながら、さまざまな細胞組織の形態形成について、どのような要因が本質的であるかを見抜く研究を進めています。具体的には、実験データの解析を行い、どのような現象が起こっているかを明らかにし、対象とする現象の主要因を見抜くために、コンピュータシミュレーションによる検証や数学解析による緒性質の証明に取り組みます。 |
研究テーマ |
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所属学会 | 日本数学会、日本応用数理学会、日本数理生物学会、日本発生生物学会、日本視覚学会 |
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研究シーズ(相談可能な領域) | 数理モデルの構築とコンピュータシミュレーションを用いた予測 |
シミュレーション技術を用いた地域の環境問題などの解決に向けた活動や地域が豊かになるためのアプリケーション開発や検証を行いたいと考えています。他にも、中高生をはじめとした地域の方々に向けたプログラミング教育や出前授業を行うことも考えられます。