野村 修 教授

ノムラ オサム

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野村 修 教授
専門分野
人工知能、脳型情報処理、アナログ集積回路、認知科学
主な担当科目(学部)
人工知能概論、アルゴリズム論
最終学歴東京工業大学大学院知能システム科学専攻博士後期課程修了
学位博士(工学) 九州工業大学
博士(理学) 東京工業大学
自己紹介東京都出身。大学は横浜国立大学を卒業しました。卒業後はキヤノンに就職し、2001年から2006年まで共同研究で広島大学と九州工業大学に赴任して、博士(工学)を取得しました。在職中は主にニューラルネットワークの研究に従事していました。また企業での研究に加えて、東京工業大学において認知科学の研究を行い、2020年に博士(理学)を取得しました。その後キヤノンを退職して東北大学で特任准教授となり、その一年後に九州工業大学で特任教授となりました。どちらも非常に充実した日々を過ごすことが出来たのですが、地域に密着した研究を行い貢献することに魅力を感じ、2024年度より福知山公立大学に勤務することになりました。趣味はサーフィンで、京丹後エリアの海に行ってみたいと思っています。また国内・海外を問わず旅行が大好きです。福知山では、ぜひ色々な形で地域に貢献していきたいと考えています。
座右の銘
True nobility is being superior to your former self.
研究の
キーワード
人工知能、脳、身体性、他者、意識
研究の概要これまで、脳の処理・機能に関係する分野において幅広く研究を行ってきました。企業においては、ディープラーニングがブレイクする以前からニューラルネットワークの研究を行い、特に画像認識や異常検知のアルゴリズムとハードウェア実装を主なテーマとして取り組んできました。その後大学に移り、より脳の処理・機能に近い脳型処理モデルの研究を行いました。また企業に勤務していた時に大学院に通い、認知科学の研究も行ってきました。福知山公立大学では、これまで取り組んできた研究をベースとして、地域の課題を解決するための人工知能技術を研究していきたいと考えています。またさらにこれらのテーマに加え、ヒトの脳・身体の謎を解き明かす究極のテーマとして、意識を解明する研究を行っていきます。
研究テーマ
  • 画像認識技術、異常検知技術等をもとにしたAIアプリケーションの研究
  • スパイキングニューラルネットワーク、レザバー計算モデル等の脳型処理モデルの研究
  • AIのハードウェア実装に関する研究
  • 実験心理学をもとにした認知科学の研究
  • 意識に関する研究
所属学会IEEE
研究シーズ(相談可能な領域)
  • 人工知能を応用した課題解決
  • 認知科学実験をもとにしたヒューマンインタフェースの改善
こんなことで地域のお役に立ちたい!

これまで培ってきた人工知能技術をもとにして、地域課題の解決に取り組みたいと考えています。また人材育成の観点では、福知山公立大学の学生を教育することはもちろんですが、地域の中学・高校等を訪問して、自分が取り組んできた研究内容や経験を共有させて頂くことで、大学で学ぶことの楽しさを伝えたいと思っています。研究テーマや日々の活動において、常に研究室をオープンにして情報発信していくことで、地域の皆さんと連携して研究を行い地域の発展に貢献して行きたいと考えています。

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