中尾 誠二 教授

ナカオ セイジ

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中尾 誠二 教授
専門分野
社会経済農学(都市農村交流)
主な担当科目
観光総論、交流観光政策論、環境学、交流居住論
研究室URL
多自然圏活性化研究室:http://fb.com/groups/lab.rural.vitalization
最終学歴東京農工大学大学院連合農学研究科農林共生社会科学専攻
学位博士(農学)、修士(環境科学)
自己紹介2011年3月まで18年間、農林水産省の財団職員として地域振興関係の業務に携わっていました。趣味はハンググライダー・スキューバダイビング・スキー・スノーボード等アウトドアスポーツです(が、最近は実際のところインドア生活になりつつあります)。
座右の銘
熟慮断行、百折不撓
研究の
キーワード
グリーンツーリズム、エコツーリズム、農山漁村余暇法、旅館業法、住宅宿泊事業法、食品衛生法、建築基準法、消防法、旅行業法、道路運送法、都市計画法、農泊・渚泊、小規模交流型宿泊施設
研究の概要農山漁村において旅館業法の営業許可を得ずに行われる“民泊”行為と各種規制緩和を適用した小規模農林漁家民宿について全国的な状況を調査した結果、全国21道府県で策定されている「民泊ガイドライン」の存在が明らかになり、ブラック・グレー・ホワイトの三類型に民泊を整理できることが判明しました。この現状を導いた一連の規制緩和を「小規模グリーンツーリズム政策」として博士論文にまとめましたが、2015年頃からairbnb等による大都市圏の投機型ブラック民泊(更に2017年頃からは観光公害)が大きな社会問題となっているため、引き続き当該分野を研究してきました。ただ、2020年以降は世界的に状況が激変して いますので、新たなパラダイムを模索中です。
研究テーマ
  • 体験型教育旅行
  • インバウンド観光
  • UIターン者の受入による多自然圏(≠大都市圏)の地域活性化
所属学会日本農業経済学会、共生社会システム学会、日本農業市場学会、地域農林経済学会、日本農村生活学会、農村計画学会、日本観光学会
研究シーズ(相談可能な領域)交流観光・田舎移住等に関する領域
こんなことで地域のお役に立ちたい!

綾部・豊岡・京丹後・丹波・福知山・朝来・舞鶴・養父8市で『交流民泊』等の連携協議を2015年9月から続けています。垂直統合型でない水平分散型の広域連携を実現すべく、微力ながら精進して参ります。

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