学生団体「地域学生共創プラットフォームCAN-vas」が主催する「高校生ミライキャンバス2026」の第2回が2026年8月22日(土)に綾部市で、第3回が9月20日(日)に京丹後市で開催されました。
「高校生ミライキャンバス2026」は、京都府北部地域の高校生を対象に、地域で活躍する人々との交流や体験活動を通じて、地域の魅力や将来について考える機会を提供する事業です。昨年度まで行政が実施していた「高校生みらい会議」を参考に、本学学生を中心とした有志団体CAN-vasが新たな形で企画・運営しています。
第2回|公務員の仕事を体験し、自分と地域の未来を考える
8月22日(土)、綾部市の「あやべ・日東精工アリーナ」で開催された第2回には、綾部高校、大江高校、福知山高校から計6名の高校生と伴走役として大学生3名が参加しました。
今回は、京都府中丹広域振興局企画・連携推進課の髙屋竜児氏を講師に迎え、「高卒で公務員になった私」をテーマに講演とグループワークを実施しました。
髙屋氏からは、学生時代の経験や進路選択、人生の転機について、自身と綾部市との関わりを交えながらお話しいただきました。高校生たちは、講演をきっかけに自分自身のこれまでを振り返り、人生のターニングポイントや将来について意見を交わしました。
午後には、公務員の仕事を疑似体験するグループワークに挑戦。与えられた課題に対し、さまざまな視点から解決策を考えることで、行政の仕事の難しさや、課題を整理して考えることの大切さを学びました。
さらに、「地域に今あるもののうち、未来に残したいもの・受け継ぎたいもの」をテーマに意見交換を行い、地元の魅力や理想のまちの姿について、高校生ならではの視点から考えを深めました。
参加者からは、「公務員の仕事は想像以上に難しかった」「考えなければならないことが多かった」「自分の考えの幅を広げることができた」などの感想が寄せられ、将来の進路や地域との関わりについて考える機会となりました。




第3回|地域で働く大人との出会いから、自分の価値観を見つめる
9月20日(日)、京丹後市役所峰山庁舎で開催された第3回には、綾部高校、大江高校、日星高校、福知山高校から計6名の高校生と伴走役として6名の大学生が参加しました。
今回は、合同会社むすんでひらいて代表であり、「京丹後経済新聞」編集長や「100人カイギ」実行委員長を務める足立眸氏を講師に迎え、「京丹後で、暮らして働く」をテーマに講演とワークショップを実施しました。
足立氏からは、京丹後市への移住の経緯や、地域の人々との出会いを通じて感じたまちの魅力、その魅力を発信する活動についてお話しいただきました。また、自分のやりたいことを見つけ、地域を舞台に仕事や活動へとつなげていく考え方についてもご紹介いただきました。
後半には、対話型カードゲーム「バリューカード」を使ったワークショップを実施しました。参加者は、自分が大切にしたい価値観を表すカードを選び、その理由をグループ内で共有。高校生活での経験や将来の希望などを語り合いながら、自分自身の価値観を見つめ直しました。
参加者からは、「自分の価値観を知ることができた」「今後の生き方について考えることができた」といった感想が寄せられ、地域で活躍する大人との出会いや高校生同士の対話を通じて、自分らしい将来を考える時間となりました。




学生の手でつくる、地域と高校生をつなぐ学びの場
「高校生ミライキャンバス2026」は、CAN-vasの学生たちが地域で活躍する方々と連携しながら、企画・運営を進めています。
第2回では公務員という仕事や地域課題について、第3回では地域での多様な働き方や自分自身の価値観について学ぶなど、開催地域ごとに異なるテーマを設定。高校生が地域の人々や仲間との対話を通じて視野を広げる機会を生み出しています。
今後も京都府北部各地での開催を予定しており、次回の第4回は10月25日(日)に宮津市で開催されます。天橋立を中心とした地域の観光や国際ボランティア活動について学び、実際に現地を歩きながら地域の魅力への理解を深める予定です。
本学学生による、地域と高校生をつなぐ活動は今後も続きます。
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