2025年6月14日(土)、本学の食堂「PILLAR Dining」にて、北近畿コラボスペース全体集会を開催しました。当日は教職員、学生、会員の方など、合計36名が参加し、和やかな雰囲気の中で多彩なプログラムが行われました。
活動報告とユニット・STLのフラッシュリレー
はじめに川添学長による開会挨拶、西田副学長からのこれまでの活動報告と今後の展望についての発表がありました。北近畿コラボスペースを活用する会員が着実に増加している様子が報告されました。
続いて実施された「ユニット+STLのピッチ『フラッシュリレー』」では、教職員による地域課題解決に向けたユニット活動と、学生主体で地域とつながるSTL(Students Launch)プロジェクトの11チームが、それぞれの活動成果を3分間で発表しました。
教員ユニットからは、たとえば「福知山FabLab」の取組として構想から設計・試作・小規模生産までをワンストップで実現する体制を活かし、地域住民とともに「つくること」を通じた学びと交流を生み出す場としての可能性が示されました。
一方、学生プロジェクト(STL)からは、「七福ふっこう隊」が石川県七尾市と福知山市のつながりを意識したサロン活動・情報発信を通じて、「一緒に」支え合う地域連携を模索する取り組みを報告がありました。
それぞれの活動から、大学が地域社会とともに学び合い、支え合う未来の姿が見えてくるような、充実したセッションとなりました。
観客参加型即興トークショー
イベントの後半では、大学の職員で演劇の実践と考察をライフワークとする原田翔さんによる観客参加型の即興トークショーが開催されました。
原田さんの自己紹介に始まり、「演劇の見方」についてのお話のあと、会場の笑いを誘うドキドキテレビショッピング、昔話外伝と、ユニークなプログラムが展開されました。観客も巻き込んだ演出で、会場は終始盛り上がりました。
みんなで楽しむハンドベル演奏
トークショーのあとは、橋田先生の指導のもと、「ふるさと」のハンドベル演奏を参加者で楽しみました。初めて体験する人も多い中、音を重ねていく楽しさに笑顔と拍手があふれました。
最後に本コラボスペースの運営委員である京都北都信用金庫の森田部長にご挨拶をいただき閉会となりました。
今後に向けて
全体を通じて今後の新たなコラボの可能性を感じさせる集会となりました。終了後には希望者による懇親会も行われ、活動の輪がさらに広がりました。今後は学外の会員の方にもたくさん来ていただけるようさらにつながりを深めてまいります。