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受託研究・共同研究等

2025NEXT産業創造プログラムPBL・F-StartUp成果報告会及び修了式を開催

2026.03.12

NEXT産業創造プログラム

本学では、福知山市からの委託を受け、新たな産業の創出・集積を目的とした「NEXT産業創造プログラム」を令和3年度より実施しています。本プログラムは、起業を志す方々が、短期間で必要な知識やスキルを修得することを目指しています。
さらに2024年度より、同プログラムの修了者(見込者含む)を対象に、事業拡大に向けた伴走支援を行う起業家支援事業「F-StartUp」を開設し、福知山発のスタートアップ企業の育成を目指しています。
2026年2月28日(土)には、「NEXT産業創造プログラムPBL・F-StartUp成果報告会および修了式」をオンライン(Zoom)にて開催しました。PBL型科目では4チームが、F-StartUpでは参加企業3社が、それぞれの取組成果を発表しました。
また、本プログラムでは昨年度に引き続きSHIBUYA QWSとの連携を進め、今後の事業連携に向けたネットワーク構築を図るなど、外部との協働による取組も広がりを見せています。さらに、5期連続で実施したクラウドファンディングによるテストマーケティングでは、累計支援総額約981万円、累計支援者数945人と、当初の目標を大きく上回る成果を挙げ、各種メディアにも多数取り上げられました。
なお、本報告会には、福知山商工会議所、福知山市商工会、金融機関などの来賓に加え、地域企業の経営者や講師、福知山市および本学の関係者、受講生など、総勢78名がオンラインで参加しました。

PBL・F-StartUp成果報告会

成果報告会では、福知山市の前川二郎副市長より開会のご挨拶をいただきました。続いて、本プログラムを担当する本学地域経営学部の亀井省吾教授(北近畿地域連携機構NEXTユニット長)より、プログラムの概要および本年度の成果等について報告がありました。その後、PBL受講生4チームおよびF-StartUp参加企業3社より、それぞれの取組成果が発表されました。

PBL型科目 4つの新規事業案

業界特化研修事業の社内提案プラン ステークホルダーマネジメントとスピードの重要性

PHYSIO GOLF Re:Design ― ゴルフで健康寿命を再設計するReSwing事業 ―

教育探求ツアーと地域共創オリーブフリアン ― B型就労所と大学生が歩んだクラウドファンディング実践 ―

学生記者が届ける、世のため人のための企業 繋がり、広がる学生の取材で紡ぐ、地域企業の魅力

F-StartUp プログラム参加3事業者による取組

NEXTE福知山のこれから ― 企業向けインタビュー記事制作サービス ―

一般社団法人NEXTE福知山

「HARUEL」のブランド事業展開 “ヒト”と“モノ”にやさしい移動を

足立 眞由美

地域資源を価値に変え、経済を循環させる。 福知山発・エシカルブランドによる次世代ハイブリッドビジネス

株式会社植物蒸留らぼ.DD

講評者からのコメント

株式会社サノス 代表取締役社長 板越ジョージ

クラウドファンディングは単なる資金調達の手段ではなく、新しい商品やサービスが地域に受け入れられるかを確かめるテストマーケティングとしても重要な役割を持っています。これまでの5年間で多くの挑戦が生まれ、大学・自治体・企業が連携しながら地域発の新しいビジネスを生み出しており、プログラムの中でノウハウが着実に蓄積されていることを感じました。
また、新しい事業づくりの経験を若いうちから積むことは非常に重要であり、大学生の段階から関わることで、将来「事業を起こす」という選択肢が自然と視野に入ってくると思います。
今後もクラウドファンディングを活用しながら地域の事業創出を進め、福知山から全国へ広がる先進的な取組として発展していくことを期待しています。

東京都立産業技術大学院大学 教授 板倉宏昭

本プログラムは、大学・自治体・金融機関が連携し、地域をフィールドに仮説検証を行う先進的な取組だと感じました。特にクラウドファンディングを活用することで、資金調達だけでなくプレマーケティングとしても成果を上げており、5年間で多くの支援を集めてきた点は非常に優れた実践だと思います。
また、各事業においても地域資源の新たな価値を引き出す取組や、社会的価値の創出、知財を活かした新たな挑戦など、それぞれ大きな可能性を感じました。大学・自治体・金融機関が一体となって地域の起業や事業創出を支えている点に大きな意義があり、福知山の先進的なモデルとして全国へ発信されることを期待しています。

福知山産業支援センター ドッコイセ!biz センター長 西山周三

ビジネスを進めるうえでは、地域や業界の課題解決につながる視点を持つこと、そして多様な人や組織を巻き込みながら進めていくことが重要です。ビジネスは一人や一社だけで成立するものではなく、さまざまな主体との連携の中で発展していくものだと思います。また、事業を考える際には、構想は前向きに描きつつ、計画段階では慎重に検討し、実行の段階では再び前向きに取り組む姿勢が大切です。こうしたバランスを意識することで、事業はより着実に前へ進んでいくのではないかと感じています。
最後に、「ビジネスを継続することは苦しい。しかし、最高に楽しい。」という言葉を紹介し、講評のまとめとします。事業に取り組むうえでの一つの示唆として受け取っていただければ幸いです。


▲板越ジョージ代表取締役社長、板倉宏昭教授、西山周三センター長による講評

修了式及び閉会

2025年度の本プログラムにおいては、基礎科目の合格者が20名、PBL型科目まで修了した受講者が16名、F-StartUpを修了した企業が3社となりました。
修了式では、本学の川添信介学長より、PBL型科目の修了生およびF-StartUp修了企業に対し、本プログラムの修了証が授与されました。
続いて、福知山市の西畑信寿産業部長より総括が行われ、最後に、西田副学長兼北近畿地域連携機構長より閉会の挨拶があり、式を締めくくりました。


▲西畑信寿産業部長による総括/西田副学長兼北近畿地域連携機構長による閉会の挨拶


▲参加者による記念撮影(Zoom)

NEXT産業創造プログラムPBL成果報告会及び修了式チラシ


令和7年度NEXT産業創造プログラムPBL・F-StartUp成果報告会及び修了式チラシ

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