８月27日18時30分から、北近畿地域連携機構主催で「令和３年度福知山市・丹波市・朝来市連携事業『第１回高大連携研究会』」をオンラインで開催しました（高校教員、大学教員ほか23人が参加）。

全体テーマを「探究学習とICT」とし、三浦隆志氏（授業デザイン研究所代表／元岡山県立林野高校 校長）には「地域探究学習を軸にした学習者の育成〜岡山県立林野高等学校の取組〜」と題して、また、奥田幸祐氏（近畿大学附属豊岡高等学校 数学科・情報科 教諭）には「Google Workspaceを活用した探究的な学び」と題して講演いただきました。

グループワークを経た参加者からは、「教科での活用事例を知ることができて参考になった」「生徒の行動変容が興味深かった」などの感想が寄せられたほか、「探究活動におけるICTの効果は？」「機器の扱いが不得意な教員への対応は？」「学びのコーディネートに必要な視点は？」など、さまざまな質問がありました。講師のお二人から、さらなる事例やアドバイスを伺い、充実した時間となりました。

最後は情報学部の倉本到教授より、「高校での探究学習は大学のゼミ活動そのものの感がある。今後、新しい探究活動の仕組みを高大連携で実現したい。」との講評があり、閉会しました。