2026年6月6日(土)、福知山公立大学の食堂「PILLAR Dining」にて、北近畿コラボスペース全体集会を開催しました。当日は教職員・学生・会員の方など、合計41名が参加し、活気あふれるプログラムが展開されました。
開会挨拶・活動報告
はじめに、北近畿コラボスペース会長を務める川添信介学長より開会のご挨拶をいただきました。続いて、西田豊明機構長(副学長)から、これまでのコラボスペースの活動報告と今後の展望についてご発表いただきました。現在400名を超えるメンバーが参加するコラボスペースの着実な成長とともに、今後さらにつながりを深めていく方向性が共有されました。

教職員・学生による活動発表「フラッシュリレー」
全体集会の中心プログラムとして、教員ユニットおよびSTL団体によるピッチ形式の発表「フラッシュリレー」を実施しました。教員ユニット3チーム・STL団体6チームが、それぞれ3分間で活動を発表しました。
教員ユニット発表:まちかどユニット
教員ユニットからは、たとえば「まちかどユニット」の取組として、福知山公立大学まちかどキャンパス「吹風舎(ふくちしゃ)」を拠点に、まちかどカフェ・まちかどクイズなど「まちの縁側」となる場づくりを地域各所で展開していることが紹介されました。また、若宮酒造・綾部高校・谷口ゼミ・京都工芸繊維大が連携した産学連携プロジェクト「若者酒づくりプロジェクト」では、京都丹波の素材を活かした酒づくりに挑戦しており、若者と地域産業をつなぐ新たな取り組みとして注目を集めました。

STL発表:Drip Link
学生プロジェクト(STL)からは、「Drip Link」がコーヒーを起点に学生と地域住民・地域企業をつなぐサードプレイスづくりを進めていることが報告されました。新町商店街「Tsunaga Room」での継続的なカフェ営業(累計30回)や地域イベントへの出店を通じて交流の輪を広げてきたほか、大学10周年記念ではアーティストとコーヒーアートを共同制作しました。今年度は「いこてんカフェ」への出店・継続運営(6〜12月、月1回)や地域企業とのコラボレーションなど、さらなる展開が計画されています。

コラボスペース好事例紹介:GrowSpiral × 社会福祉協議会
フラッシュリレーに続いて、コラボスペースを通じたコラボレーション事例の発表が行われました。昨年7月の交流会をきっかけに生まれた、STL「GrowSpiral」と福知山市社会福祉協議会との連携事例です。GrowSpiralはB型就労施設「あまづキッチン」と協力してオリーブの搾りかすを活用した焼き菓子「オリーブフリアン」を商品化し、クラウドファンディングで142人・111万円を達成。「1個売れるごとに+30円ボーナス還元」という仕組みで就労者の工賃アップにもつなげています。社会福祉協議会からは、この連携を活かした体験型募金箱プロジェクトへの展開も紹介され、コラボスペースが出会いの場から共に動く場へと進化していることを示す発表となりました。

閉会の挨拶
閉会の挨拶は、北近畿コラボスペース副会長が所属する但馬信用金庫の田結庄啓様にいただきました。会員組織同士のつながりが着実に深まっていることへの温かいエールとともに、集会は盛況のうちに幕を閉じました。
今後に向けて
今回の全体集会を通じて、コラボスペースのつながりが地域の課題解決・新たな価値創出へと確実につながっていることを改めて実感しました。Slackを活用したオープンな交流を日常的に続けながら、学外会員の皆さまにもさらに多くお集まりいただけるよう、活動の輪を広げてまいります。
今後も北近畿コラボスペースの活動にご期待ください!
本件が以下、メディアにて掲載されました!
・両丹日日新聞20260609【産学官連携の成果共有 大学生も活動を紹介 北近畿コラボスペースが集会】3面

