令和6年能登半島地震 現地活動報告【第24回】

日程

9月7日(日)~8日(月)

参加者

教員 大門先生、水口
学生10名

9月7日(日)

輪島市視察

  • 内灘町視察
  • 七尾市中島地区視察(中島アグリサービス)

9月8日(月)

  • 中島地区コミュニティーセンター豊川分館と写真展打合せ
  • 中島小学校放課後児童クラブ支援

 

活動①9月7日 内灘町視察

  • 未だ電柱や標識が見たことのない角度に曲がっていたり、塀が崩れ落ちたところを見ると復興に時間がかかると感じた。
  • 以前より建物が解体たれ更地が増えていたが、更地に雑草が生えていたのを見て寂しい気持ちになった。
  • 地面が隆起しており、液状化現象の恐ろしさを感じた。

活動②9月7日 中島地区視察(中島アグリサービス)    能登中島地区の伝統野菜・・・中島菜

  • 中島菜についての歴史や生産時期、特性、中島菜を使用した料理や加工品について話を聞く。
  • 中島菜について知識を深めるとともに生産している農家の現状など知ることができた。
  • 伝統野菜を守るため、常に新商品の開発に取り組まれており、熱い気持ちが伝わってきた。
  • 大学祭で中島菜を提供する際にその気持ちを伝えていきたい。

活動③9月7日 輪島市大沢町地区視察

  • 能登豪雨(令和6年8月)にから、今も水道が復旧していないため、人が戻っていない状況
  • 毎週金沢市内のみなし住宅から通っている漁師さんからお話を聞くことができた。
  • 漁港の再開を目指して、行政や漁協に通っているとのこと。
  • 潮風から守る「間垣」は、重要文化財的景観に指定されているため、今後どのように存続させるか話し合っているとのこと。

活動④9月8日 中島地区コミュニティーセンター豊川分館との打合わせ

  • 震災のあしあとを残すため、豊川分館と一緒に写真展をするこことした。
  • まずは、発災当初から避難所となった豊川分館の様子を避難所運営に携わった方々からお話を聞くことができた。
  • 400枚以上あった写真から100枚ほどに絞り込み、黒パネルに貼り展示今後は、地域のみなさんに写真を見て感じたことを記入してもらい、キャプションを作成して付ける作業に取り組む。
  • 最終的には、令和8年4月の「さくら祭り」で展示会を開催する予定。

 

 

 

活動⑤9月8日 中島小学校放課後児童クラブ支援

  • 子ども達から話しかけてくれたり、帰るときには手を振ってくれたりしたのは、今まで支援を続けて信頼されていることを実感した。
  • 子どもたちの元気な姿を見て自分自身も元気を貰うことができた。
  • 今回、縁日的なものを持参したが、子ども達は動き回りたいのか、うまく運営ができなかった。

活動のまとめ

  • 避難所運営はマニュアル通りにはならず特に発災当初は大変。
  • 避難所運営は迅速な判断と役割分担を明確化にすることが重要。
  • 在宅避難者にも炊き出しを配るなど目を向けたことが良かった。
  • 復旧・復興させるには個人の力では難しく、地域ぐるみですることが大切だとのこと。
  • これらを踏まえ、今後も継続的に支援し、復旧・復興するために何かできるか地域の方と一緒に考えていきたい。

※公益財団法人スポーツ安全協会奨励助成事業

今後の学生ボランティアの予定

9月21日(日)~9月22日(月)

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