福知山公立大学

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地域経営学部地域経営学科 田中 奏さん
Vol.8

福知山で大学生の「学び」
「出会い」をデザインしたい。

地域経営学部地域経営学科 田中 奏さん 青森県立三沢高等学校出身

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まちづくりに興味があった自分にとって、
地域と経営を関連づけて学べることは魅力だった。

高校の授業でもまちづくりに取り組んでいる人のところに出向き、話を聞いたり、お手伝いをするという体験型の授業があった。この授業を通してまちづくりに興味を持つようになった自分に先生が勧めてくれたのが、福知山公立大学地域経営学部。京都という土地柄にも魅力を感じて入学を決めた。実は、北国育ちなのに寒さが苦手で、寒くないところに行きたいという裏事情もあっての選択だったのだが、福知山市は思いのほか冬が寒く、そこのところは想定外だった。

全国から集まってきた学生と
福知山市との関わりについて考え、行動している。

福知山公立大学の特徴の一つとして、入学者の大半が全国各地から集まってきていることが挙げられる。自分もそうだったが、入学時に土地勘の無い学生が4年間の学生生活を通して、地域の住民とどう関わりを持ち、繋がっていくのかが大きな関心事となった。地域経営について学ぶ学生にとって、福知山は学びの内容を実践できるホームグラウンドだからだ。といって、自分自身何から手をつけたらいいか明確な答えを見出せないまま、1年生の半期を過ごしていた時、谷口教授の主導で、まちかどキャンパス開設の動きを知った。開設するのは、福知山市の新町商店街。いわゆる地方都市にありがちな“シャッター商店街”の様相を呈しているエリア。この一角に大学のサテライトキャンパスを設け、大学の教職員・学生と地域の人々が集い、交流する機会と場をつくるという計画だった。併せてそこを中心に活動する学生を募集したいという呼びかけにすぐさま手を挙げ準備段階からのメンバーとなった。スタート時に参加したのは自分を含め2名。連携協定を結ぶ京都工芸繊維大学に改修設計を依頼し、借り受けた民家の工事が始まった時から一緒になって工事の現場作業を手伝ってきた。現在学生団体に参加する学生数は24名までに増えている。
この学生団体の一番の特徴は、活動内容を団体メンバーが主体的に決めること。自分たちが街で感じたこと、地域と一緒になってできることをそれぞれが提案し、実行に移していく。団体の目的は、地域で挑戦し、ともに成長すること。そして、地域と学生をつなぐ架け橋になること。そのため個々に合わせたプロジェクトが可能で、無限の可能性を秘めた団体なのである。現在進行または計画中の取り組みとしては、

・朝カフェ:コーヒーを楽しみながら学生と地域の交流を図る
・学習支援:商店街近隣の子どもたちへの学習支援
・高齢者支援:福知山で第2のおじいちゃんやおばあちゃんを作る
・農業プロジェクト:大学生と地域住民が畑で野菜と人とのつながりを育てる など

それぞれのプロジェクトを主導するメンバーが賛同する学生たちと活動を行い、週一回の全体ミーティングで、進捗状況の確認を行なっている。自分は全体の運営をみる、いわば座長のような存在になっている。

福知山の魅力を存分に活かし、自分をのばす
面白く学びのある学生生活を送ってほしい。

先述したように日本全国から学生が集まってきている。ただ、せっかく福知山というまちに住みながら、その暮らしを楽しんでいる学生がまだまだ少ないように思える。まちかどキャンパスに携わって、地域住民と接する機会が増えれば増えるほど、地域振興に熱心な若手経営者や向上心を持って街づくりに熱心に取り組む人たちと数多く知り合えた。企業のユニークな発想に触発されることも多く、福知山公立大学生と関わり、コラボレーションすることで地域活性化につながることが数多く生まれ動き出すような気がしている。
大学自体も、少人数で規模の小さい大学だからこそ教員との距離が近く、なんでも相談できるという良さがある。学生だけでは対応の難しい事例も指導を仰ぎながらなんとかこなすことができ、そのことが得難い経験となって自らの成長に結びつく。
このように地域経営を学ぶには絶好の環境に恵まれているまちであり大学だ。私はその中で、学生の地域への関心を喚起し、地域の様々な出会いの中からより充実した学生生活が送れるよう、活動していきたいと考えている。

団体の名称は、DOKKO。福知山のドッコイセ祭に掛けたり、まちかどっこの意味も含めているが、名前に意味を持たせることは活動内容を限定してしまうため、語感の良さを優先してネーミングした。

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