福知山公立大学

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Vol.5

医療関係で自分ができること、
見つけることができた。

地域経営学部医療福祉経営学科 小山 菜苗さん 兵庫県立三田祥雲館高等学校出身

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診療情報管理士という資格、
これからますます必要とされる。

クラブ活動に打ち込んでいた中学・高校時代、
ケガで病院に通うことが多く、いつしか興味を抱いた。

中学、高校と陸上競技部に所属。走り幅跳びに本格的に打ち込んでいて、高校では県大会に出場し、決勝にも進んだ。ただ、腰痛やケガをすることも多く、病院に通うことは特別なことではないほどよく通院していた。治療の一環で、マッサージがあったり、テーピングを覚えるようになってくると、ケガに対する知識も増えてきて、身体の構造などに興味を持つようになり、将来の仕事として医療関係の道を考えるようになった。文系志望の自分にできる医療の仕事があるんだろうかと、いろいろ調べていくうちに「診療情報管理士」という資格を知った。
診療情報管理士は、医師が病院で患者に行った医療行為を記録した診療録(カルテ)や検査記録などの診療情報を管理し、必要な場合は情報開示などを行うのが仕事だ。診療情報管理士は、カルテに書かれている内容を読み取り、記入漏れやミスがないかをチェックするなどカルテの物理的な管理や内容の精査を行う「物の管理」、診療情報をコーディングするなどしてデータベースを構築する「情報の管理」、構築されたデータベースから必要な情報を抽出・加工・分析する「情報の活用」を業務としている。病院の医療行為を書類やデータ面から支える重要な役割を持ち、医療関係の知識とともに、情報分野の知識も併せて持つ専門職だ。

公立大学で診療情報管理士の受験資格を取得できるのは、
全国で2大学しかない。

診療情報管理士に向けての学びの内容は、レベルが高く、ついていくのはなかなか大変だ。初めて聞くような用語が頻繁に出てくるし、またその量がとにかく多い。覚えないといけないものばかりで、大学ではいっぱい遊べるのではないかと秘かに期待していたが、見事に裏切られた。前学期では例えば「解剖生理学」、身体の構造や働きについて専門的に学んだ。正常な状態での人体の構造(解剖学)と働き(生理学)を理解するのが目的だ。「医学英語」では、国際化が進むなか、日本の病院でも外国人患者が増え、英語によるコミュニケーション力が求められていることから、医療に特化した英語を学んだ。後学期からは、「感染症・呼吸器学」や「血液内分泌・腫瘍学」などの臨床医学分野の学びで、具体的な病気について、その治療法についての知識を身につけた。
これらの学びは全て自分にとって全く未知だった。記憶していくだけでも大変な作業だが、苦痛な作業なのかというと不思議とそうでもない。それは何より、将来の仕事に直結している知識だから。やる気の違いはそこからきていると思う。目標は3年間で診療情報管理士の資格試験に合格すること。資格を取得した上で、就職活動を行いたいと考えている。

 診療情報管理士にとって、医療分野の知識とともに、情報分野の知識や技能は不可欠なもの。学内のPC演習室は自習もできて技能の習得に最適な環境だ。

コミュニケーション力が大切なのは、診療情報管理士も同じ。

大学の先生に同行して、大阪の病院を見学できる機会に恵まれた。患者として接する病院と全く違った視点で病院を見ることができ、とても印象深い経験となった。診療情報管理士の仕事内容の範囲は病院によって異なることもあるが、本当に多岐にわたっていることがうかがい知れた。ただ全体を通じて言えることは、コミュニケーション力の大切さ。医師や看護師と病院の橋渡しの役割も期待されている立場として、コミュニケーションが必須の能力であることは間違いない。
人と接する経験を数多く積んでおくことも、その能力を高めるために必要だと感じ、積極的に様々な人と接点を持つようにしている。キャンパス内でのお気に入りのスポットである食堂では、友人たちとお喋りすること以外に、食堂のスタッフの方とも親しく、よく話を聞かせていただく。
「Glocal Activation Circle」と名付けられたボランティアサークルに所属し、いろいろなイベントや活動のお手伝いにも参加している。様々なボランティア活動に参加し、その輪を拡大している。自分は、福知山マラソンのスタッフに加わって豚汁を振舞ったり、福知山を中心に全国から30店以上のスイーツが大集合した「スイーツフェスティバル」のスタッフとしてイベントの盛り上げを手伝った。
人と関わり合うボランティア活動と、専門的な資格取得へ向けての学び、この両輪で大学生活を有意義なものにしていきたいと考えている。

福知山マラソンでのボランティア

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