井上 直樹 教授

イノウエ ナオキ

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井上 直樹 教授
専門分野
会計学、監査論、公会計、公監査、公共経営
主な担当科目
管理会計論、地域公会計、財務会計論
最終学歴関西学院大学大学院経営戦略研究科博士課程後期課程先端マネジメント専攻
学位博士(先端マネジメント、関西学院大学)
自己紹介約20年間、サラリーマンをやっていました。大学卒業後、近畿通商産業局(現在の近畿経済産業局)で勤務し、国家公務員として約10年間、中小企業の支援を通じた地域振興、所管業界の監査、職員研修などを担当しました。この実務経験が私のバックボーンとなっています。
その後、民間企業等でコンサルティング業務を経験したのち、地方公務員として市役所で勤務しました。勤務先や業界は変わりましたが、一貫して公共部門の会計や経営に携わってきた経験を教育・研究活動における強みとして活かし、地域や社会に貢献してまいります。
座右の銘
疾風知勁草
研究の
キーワード
ガバナンス、監査、内部統制、公共経営、統合報告
研究の概要 地方創生を推進するためには、企業、教育機関、住民などと協働し、旗振り役となる自治体のマネジメントとガバナンスについての課題を解決する必要があります。
信頼される自治体を目指して、公共部門における会計、監査、内部統制の理論を研究し、英国を中心とした海外のベスト・プラクティスをわが国に適した形で導入するための考察を行っています。
研究テーマ
  • 公共部門におけるマネジメントとガバナンスの機能強化を企図した監査の研究
  • 執行機関からガバナンス機関に対する情報提供のあり方についての研究 ほか
所属学会国際公会計学会(理事)、日本会計研究学会、日本監査研究学会、日本内部統制研究学会、大学行政管理学会、EAA(European Accounting Association)、IRSPM(International Research Society for Public Management)
研究シーズ(相談可能な領域)地方自治体における内部統制、監査、ガバナンス
こんなことで地域のお役に立ちたい!

近年、複数の自治体と連携した共同監査、自治体における内部統制構築の法制化など、自治体のマネジメントとガバナンスが大きく変化しようとしています。先進事例を参照しつつ、北近畿の自治体におけるこれらの改革に貢献してまいります。
また、地方創生に不可欠である、まち・ひと・しごとの推進を図るため、地域経営に真剣に取り組む元気な学生とともに、国、自治体、地方創生の専門家などとのコーディネートを行い、課題解決を図ってまいります。

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